快調だった、志賀高原スキー
渋峠ゲレンデの樹氷
2月18日〜21日まで3泊4日の日程で長野県の志賀高原に出かけ雪と遊んで来た。志賀高原スキー場も毎シーズン訪れている場所で、標高が高いので雪質がとてもよく楽しいスキー場だ。今回のミーハー・スキーヤーズ・クラブの参加者は5名。ミーハー・クライミング・クラブの構成メンバーとダブっているものも多く、夏は3000mの稜線縦走、冬はゲレンデで雪と遊んでいる。
志賀高原に着いた日はホテル前の電光掲示板の気温はマイナス13度が表示されており、リフトの係員と話をすると午前中は台風並みの暴風雪だったとのこと。高天ヶ原リフトを乗り継いで西館山ゲレンデに向かうが、頬にあたる風と雪は厳しく、手袋の中の指は寒さでジンジン痺れてきた。西館山ゲレンデで数本滑ったが、東館山ゴンドラは強風のため運行は中止になっていた。視界は雪のため殆ど閉ざされている状態でもあり早めのホテル帰還となった。
2日目は朝から晴れ渡っていたのでバスを乗り継ぎ、横手山に出かけた。志賀高原で最も標高が高いところだ。今シーズンはどこのスキー場も積雪量が多い。志賀高原でも大量の雪が降ったようで横手山や渋峠にできる樹氷が例年に比べて大きかった。その樹氷を縫ってシュプールを描くのは実に気持ちがいいものだ。疲れたあとは山頂ヒュッテに入ってコーヒーブレイクならぬビールで乾杯である。これだから何歳になってもスキーはやめられないわけだ。
パンが美味しい雲上の宿・横手山頂ヒュッテ
志賀高原には沢山のゲレンデがあり全く飽きがこない。高天ヶ原ゲレンデ、西館山ゲレンデ、東館山ゲレンデ、渋峠ゲレンデ、横手山ゲレンデ、熊の湯ゲレンデ、寺子屋ゲレンデ、一の瀬ゲレンデ、発哺ブナ平ゲレンデ、焼額山ゲレンデ、奥志賀ゲレンデなどのゲレンデを2日半で全て滑った後は、ホテルに戻って高天ヶ原温泉に入り、風呂を出たあとはビール・ワイン・日本酒が待っている。スキー仲間と忌憚のない会話が弾む。
私たちが志賀高原スキーツアーで定宿にしているのは、高天ヶ原ゲレンデ前にある『ホリデープラザ』ホテルである。高天ヶ原温泉を引き込んでおり、高校生のスキー教室や大学生のクラブあるいは年配者のスキーツアーにも利用されており、料金設定もリーズナブルのホテルだ。今回も大型バスをチャーターした「山とスキーを楽しむ会」の70代と思われる20数名の年配者がおり、夕食時にはビールを飲みながら大きな声で談笑し、年相応のスキーを楽しんでいたようだ。