ボクシング・プロライセンスを取得した
2006年4月18日にプロライセンス資格試験を受けた。受験科目は筆記試験と実技試験である。筆記試験はボクシングに関する常識問題で、模擬試験の形で会長が過去の試験内容を教えてくれたので楽だった。問題は実技だ。体調は2〜3日前から風邪を引いており前日も学校を休んでいたので悪かった。しかしプロテストは一発で合格したかったので圧倒的な強さで勝つことを目標にして気合を入れて試合に臨んだ。ジムでは昨年末からプロ選手とスパーリングを行っているので試合の勘はあると思っていた。試合前に身体をほぐしていたシャドー時に「なかなかいい動きをしているね」と別のジムの会長が言っていたと実技試験を終ったあとに会長が言ってくれた。
実際の試合では相手をボコボコにへこましてやった。自分としてはイマイチの感覚だったが会長は「動きがよかった」と誉めてくれた。翌日に会長が日本ボクシング・コミッションに連絡を取ってくれて結果が分かった。一発で合格した。嬉しかった。相手は不合格だった。4月21日付でプロライセンスの取得申請を行った。これから自分の力がどこまでプロとして通用するのか一歩一歩進んで行きたいと思う。ボクシングを始めてから1年2ヶ月だが、これから10年間はボクシングをやって行きたいと思っている。デビュー戦は「7月頃に予定している」と会長は言っている。試合は後楽園ホールで行われるが、父さんが観に来てくれる。
ボクシングの階級はミニマム、フライ、スーパーフライ、バンタム、スーパーバンタム、フェザー、スーパーフェザー、ライト、スーパーライト、ウエルター、スーパーウエルター、ミドル、スーパーミドル、ヘビー級と体重別で分かれており、スーパーフェザー級はフェザー級とライト級の間であり、現在の身長は171cm、体重は61kgである。
日本のボクシング世界王者一覧を見ると、1952年5月19日に日本人プロボクサーとして最初に世界フライ級チャンピオンになった白井義男から2006年1月29日にWBC世界フェザー級のチャンピオンになった越本隆志まで57人の世界チャンピオンが記録されている。その中で、スーパーフェザー級では、沼田義明、小林弘、柴田国明、上原康恒、畑山隆則、の5人がチャンピオンとなっている。