24年目の尾瀬岩鞍スキー場

青空が広がったチャンピオンコース入口
1月31日 土曜日 晴れ
今シーズン1回目のスキーは3泊4日の日程で尾瀬岩鞍スキー場だった。2002年から尾瀬岩鞍スキー場で遊び始めて早いもので24年目となった。11時に武蔵野線の東所沢駅で「せっかち山本」と待ち合わせ、山本が運転する車に同乗させてもらいスキー場へ向った。山本の5台目の車は前と同じメーカーのスズキの軽自動車で、新車が半月前に納車されたというのでピッカピカだった。

真っ白な富士山が見えた
東所沢駅に着く間際で隣に座っている60歳代と思われる女性が「富士山が見える」と大きな声を出した。思いかけずに富士山が見えて嬉しかったのだろう。私は本を読んでいたのだが、思わず頭を上げて窓の外を眺めると、真っ白な富士山が裾野まで見えた。富士山はかっこいいと誰もが認めるのだ。最近襲来した2度の最強最長寒波のおかげで富士山も真っ白に雪化粧していた。

軽めなカレーうどんは美味かった
関越自動車道に入って尾瀬岩鞍スキー場へと向かう途中で浅間山が望めるが、浅間山も真っ白に雪化粧していた。途中の赤城高原サービスエリアで昼食としたが、昨日飲み過ぎたので丼ものや揚げ物は避けて、軽めなカレーうどんにした。辛かったが美味かった。土曜日のためか駐車場にはオレンジ色の制服を着た高速道路整備員が駐車案内をしていた。

ロッヂさんらいずに着いた
鎌田までの道路には雪が全くなかったが、鎌田を越えると道路に雪が見られるようになり、午後の日差しを受けて雪は溶けて流れ出していた。道路に雪があるのを見るのは久しぶりだった。13時50分に宿泊する『ロッヂさんらいず』に着いた。宅急便で送ったスキー用具を取り出してロッカールームに置き、フロントでチェックインの手続きを済ませて210号室の鍵を受け取った。
2月1日 日曜日 曇り
スキー場のゴンドラ運転開始は8時30分なので、8時10分に宿の車でスキー場まで送ってもらった。チケット売場で75歳以上のスペシャルシニア2日券を買うと9500円だった。ゴンドラ山麓駅からの行列はゲートから神社前を通り越して更に奥まで100mは延びており、こんなに長く延びる行列を観るのは初めてだった。ゴンドラゲートが開くと10分後には乗ることができた。山頂駅に向かう途中でカモシカを探すと、運良く雪のなかで餌を探す1頭のカモシカに出会った。ラッキー。

女子国体コースの入口
西山山頂駅から足慣らしを兼ねて最初に滑ったのはミルキーウェイ(距離2800m)だった。ミルキーウェイを滑り終えたあと、再度ゴンドラに乗って西山ゲレンデに向かった。西山のナナカマドコース(距離1100m)とミズナラコース(距離1090m)を滑ったあと、女子国体コース(距離1650m)を滑りおりた。更に休みなしでチャンピオンコース(距離1050m)に向かった。今シーズン初めてのスキーなので、スキーの動きにスムーズさが欠け、しっくりしていない感じだった。チャンピオンコースを滑って初めての休憩を『お祭り広場』で取った。お祭り広場に着いたのは11時だったので、2時間半ほど滑り通しだったのである。今日は日曜日のために人が多く、ゴンドラやリフトの待ち時間が多かった。

ゴンドラ乗車待ちの行列
今回からヘルメットにネコ耳を付けて「にゃんにゃんヘルメット」にした。ネコ耳はAmazonで買ったものである。このヘルメットをかぶっていると、ゴンドラやリフトの係員から「可愛いですねぇ」と声がかかった。休憩中に宿の迎えを14時に頼んであるので、休憩後は時間を逆算して、ゴンドラもリフトも待ち時間が多いので、ミルキーウェイを2本滑って12時半頃に終了することにした。

まずはビールの大ジョッキで乾杯だった
休憩後に第2ラウンドのミルキーウェイを2本滑って、再びお祭り広場に戻ると室内はほぼ満席で、運よく5人の家族連れと交代してテーブル席に座ることが出来た。まずは生ビールの大ジョッキで乾杯だった。ツマミはコロッケとモツの煮込み、白菜や大根の漬け物だった。ビールのあとは日本酒だった。冷蔵庫で冷やした青竹を切った盃に冷やした酒が心地よく喉にしみていった。美味かった。
2月2日 月曜日 曇りのち晴れ
尾瀬岩鞍スキー場で滑る2日目である。ゴンドラは8時30分から運用開始のため、チケットは昨日買ってあるので、宿の親父さんに8時20分に車で送ってもらった。ゴンドラ山麓駅に着くと運用開始を待つ列ができていたが、昨日に比べれば列の長さは3分の1程度だった。

が〜らがらのゲレンデ
ゴンドラで西山山頂駅に向かい、足ならしのためにミルキーウェイを滑りおりた。再びロープウェイに乗って山頂駅に向かい、西山のナナカマドコースを滑りおりた。人が少ないので滑りやすい。更にリフトを2本乗り継いでミズナラコースを滑りおりた。ボーダーもスキーヤーも数えるほどしかおらず、昨日の日曜日とは大違いだ。西山山頂までリフトで戻り、女子国体コースを滑りおりた。見通しもいいので滑りやすかった。チャンピオンコースに移るとゲレンデの上部半分は気温が低いせいか凍っていた。チャンピオンコースを滑りおり『お祭り広場』で休憩にした。2時間滑って第1ラウンドが終わった。昨日と同じパターンだったが待ち時間が少なく、お祭り広場に着いたのは30分早かった。

上州武尊山も姿を現した
9時過ぎより徐々に青空が広がり始め、10時にはがっしりとした日光連山の盟主・奥白根山や裾野を長く引いた三角形の赤城山も堂々たる山容を表し、スキー場からすぐ近くの上州武尊山もその姿を現した。周りの山々の稜線が見えると気持ちが上向いてくる。

今日は札幌ビール赤星の大瓶だった
11時まで30分ほどカフェオレを飲みながら休憩し、第2ラウンドをスタートした。2日目の2ラウンドともなると、脚も疲れてきているのでミルキーウェイを3本滑りおりることにした。ゴンドラで山頂駅から滑りおりてくると約30分かかるので、3本で1時間半だった。昨日と同じ12時30分に今日の滑りは終了し、居酒屋『お祭り広場』に入った。昨日とは違って室内は比較的空いており、ゆとりがあった。まず頼んだのは札幌ビール赤星の大瓶3本だった。それをネギチャーシューやピザ、白菜や大根をツマミに飲んだあと日本酒に移った。ツマミは揚げ餃子だった。日本酒を飲み終えると宿からの迎えの時間となった。
2月3日 火曜日 曇りのち晴れ
尾瀬岩鞍スキー場で4日目の朝を迎えた。空はどんよりと曇り小雪が舞って寒そうだった。今日私はスキーを滑ることなく、半日を部屋で読書をして過ごした。相棒は、いつものように8時過ぎにスキー場へ向かった。

今回は高野秀行の『未来国家
ブータン』を読んだ
今回、読んでいる本は『未来国家
ブータン』という高野秀行のノンフィクションである。私は高野秀行の本を読むのは初めてだ。先月の新年会で会社時代の後輩から「高野秀行が書いたノンフィクション本は面白いので、ぜひ読んでみてください」と勧められため、千葉市図書館から本を借りてスキー場に持ってきたのだった。
著者の高野秀行は早稲田大学探検部の出身で、世界の辺境地を旅しては、その体験を本に書いているのだった。今回の内容はブータン政府の公式調査で生物資源調査旅行(内実は雪男白書作成旅行)の顛末を書いたものである。なかなか面白い本である。

美味しい夕食のひとコマ
スキーに出かけた山本が13時に上がってきたので、宿に会計を頼むとひとりあたり3泊4日で28300円だった。夕食時には3日間ともにビールを飲んでいたので、1泊2食付きで8500円くらいなのだろう。夕食も朝食も満足満足の美味しいもので実に安いと思う。帰りの関越自動車道の赤城高原サービスエリアに寄り、家族へのお土産に笹だんごとピーナッツ入り柿の種を買った。