中華定食

 

私の作品

 

2月16日の午後、千葉調理師専門学校で卒業生作品展が開かれました。主体は1年調理師卒業生と2年国際科卒業生の卒業記念作品展です。私は2年制国際科に在学しているので今年は卒業ではありませんが、在校生全員が作品を提出することになっています。

 作品は、日本料理、西洋料理、中華料理、菓子の4部門に分かれています。その4部門が校舎の2階3階のA・B・Cの3部屋に展示されています。個人の作品が多いのですが、チームとして協力しながらの作品もあります。

 私はC組中華部門への作品提出でした。題名は『俺流中華料理』です。メニューを考えカロリーと材料費を考え、定食として合う値段を考えながら作品構成を考えました。作品メニューは3点考えました。

1、前菜:イカの炒め物
 イカの足と内臓を取り除き胴体の皮をむいて輪切りにし縦に切れ込みを入れて茹でると真っ白な花が咲いたように反り返ります。それを皿の上に並べて器にし、その中に足や耳と残った胴を炒めたものを盛り付けます。3個盛り付けました。


2、メイン:冬瓜をお皿に見立てて牛筋煮込みとご飯
 冬瓜には2頭の雄牛が角を突き合わせている闘牛の姿を浮き彫りだしました。闘牛の絵を削りすぎる失敗は許されないので緊張しました。彫りだす線にシャープさがないと雄牛の勇壮さが無くなるので苦労しました。出来上がった作品は自分ながら納得のいく彫り物でした。その中にご飯を盛り付け牛筋の煮込みを流し込みました。一緒に料理を学んでいる仲間も私の作品の出来を褒めてくれました。

3、デザート:ヨーグルトとマンゴー
 マンゴーは種が大きいので種を避けて輪切りにし包丁を賽の目に入れて皮をひっくりかえすようにすると果肉がサイコロ状に反り返ります。食べる場合は、それを手でむしりながら食べます。

 3月になると3週間の校外研修になります。私は京成ホテル・ミラマーレに行くことに決めました。通常の研修ですと朝の11時から夜の8時頃まで2週間なのですが、料理長にボクシングをやっていることを伝えたら11時から午後5時までの実習時間に変更してくれました。その代わり研修期間が3週間に延びました。研修に入ったら挨拶は基本なので、きちんとしようと思っています。

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