どきどきした組体操
岩井 大
ぼくは、ついに午後の組み体操をむかえた。前からピラミッド、タワーの成功した回数が少ない。だから、成功するかどうかが心配だ。そして、ついに入場の音楽が流れ始めた。いかにもこれからなにかすごいことが始まるというような曲でみんな静まる。
そして先生が
「ピ――――」
と最初の笛を吹く。そうすると、みんなは足踏みを始める。そして、前から順に校庭へ走り出す。トラックを一周して朝礼台の前に集まる。そして、最初の一人演技に入る。
次ぎに、二人演技を始める。二人組の演技は飛行機、灯台、バランス、クレーン、倒立、起重機,の順にやる。
飛行機、灯台、バランスはまだ大変ではなかったものの、クレーンからはかなり大変になってきた。クレーンはなんとかできたが倒立は大変だった。起重機は相手を持ち上げないといけない。持ち上げる時はすごい重さが下のぼくにかかる。起重機は二人組でもっとも難しい演技だ。そして起重機が終わると、すぐ三人組の演技に入る。
三人組の演技は、カシオペア、帆掛け舟、バラの花、グライダーだ。これもカシオペア、バラの花はスムーズにできた。帆掛け舟は失敗しそうになったができた。けれど、すぐに三人組の大技のグライダーをやらなければならない。
帆掛け舟は、一人組み、二人組、三人組のなかで一番難しいので、普通よりも気を引きしめなければならない。そしてグライダーをやった。一番上の人は、かなりうでの力が必要だ。とても苦しそうだった。
そして六人組に入っていった。六人組みは、富士山、エベレスト、おうぎ、である。
六人組で大変なのはあまりない。
ついに十人組の演技に入った。十人組みはピラミッド、タワーのふたつだ。
ピラミッドは、下から四人、三人、二人、一人というふうになっている。ぼくは一番下だ。下から順に馬を組んで行く。そして一番上が乗った時、すごい重さがぼくにかかる。ぼくは歯をくいしばりながらたえた。そしてピラミッドが終わったが、休むひまもなくタワーをやった。これも一番下には、すごい重さがかかる。すごく大変だった。
今日は、自分なりによくやったなあと思いながら退場したぼくだった。
9月26日