二十歳の決意
成人式の日に会長と記念写真
「千葉市成人の日を祝う会」が1月12日の11時から千葉ポートアリーナで開かれる予定でした。その式典に出席する前に三谷会長宅に伺い二十歳の報告をしました。私の誕生日は2月7日なので一足早い成人の日を迎えるに当たって思ったことは次の3点です。
1、自分の発言と行動に責任を持つこと
2、相手の立場と気持ちを理解するよう行動すること
3、チャンピオンになるための努力と工夫をすること
会長からは「朝9時に自宅に来て欲しい」と言われていましたので、その時刻に会長の好きな「煎餅」を手土産に持って伺いました。二十歳の成人式当日に会長宅に挨拶に行くのが二十歳を迎えたジム生の決まりで私は3人目です。会長宅には1時間半ほどいたと思います。会長から二十歳の決意を聞かれましたので前に書いた3点と全日本新人王獲得を話しました。そして会長が獲得したトロフィーやジム選手が会長にプレゼントしたカップが飾られている部屋で会長とのツーショット、マネージャーとのツーショットを撮ってもらいました。そのあと紅彩ちゃんと1時間ほど遊び千葉市の式典会場に向かいました。
15歳で中学校を卒業したクラスメートは、高校からはそれぞれがばらばらになったので成人式で5年ぶりにあう友達も多くいました。また、小学生の時はリバティーズという少年サッカークラブに入っていたので、その当時の仲間も多く参加していました。いろいろな友達と顔を会わせるとそれぞれの出来事が思い出されました。
午後6時からホテルニューオータニでクラス会が開かれたので出席しました。私はボクサーなので一滴も酒類は飲みませんが、みんなは二十歳になったので晴れて大手を振って酒が飲めると賑やかなクラス会となっていました。クラス会の中で現状と将来の夢を参加者の一人ひとりが話すコーナーがあり、私は現在、中華料理のコックになるために千葉調理師専門学校に通い3月に卒業予定であること、同時にプロボクサーとしての道を歩んでおり、昨年は東日本新人王戦の準々決勝戦で負けてしまいましたが、今年はその雪辱をして日本チャンピオン、東洋太平洋チャンピオン、世界チャンピオンを目指していることを話しました。
二十歳になっての決意の3点について考えていることを少し書きます。
1、自分の発言と行動に責任を持つこと
一般的に言われることですが、親の保護から抜けて人間としてきちんとした発言と、責任を自覚した行動をとることだと思います。
2、相手の立場と気持ちを理解するよう行動すること
社会生活をしていく上で出合った相手に好かれるように相手の気持ちを読み、それに対応するような自分の行動を考えていますが、父さんや母さんはまず自分の思っている意見なり意思が重要であり、全て相手に合わせることではない、と言います。自分の考えを強く押し出し行動すると自己中心になりがちなので、相手の気持ちなり立場なりを考えて自分の判断で行動していきたいと思います。
3、チャンピオンになるための努力と工夫をすること
昨年、東日本準々決勝戦でパワー不足で負けてしまった教訓から今年の新人王戦に向けてパワーアップ練習を意識的に取り入れています。練習は月曜日から土曜日まで朝練と夜練の日々が続いていますが、自分の目標に向かって進んでいきます。
ボクシングをやっている関係から4月以降、専門学校を卒業した後も就職はしません。アルバイトをしながらチャンピオンを目指します。昨年12月に職場実習に伺った中華料理店「柵柵」に1月からも専門学校の授業がない日は修行に通わせてもらっています。専門学校を卒業したあともアルバイトとして修行できることになりました。「柵柵」は社長を始めとして働いている人たちがとても気持ちのいいかたたちです。現在は、その場所で中華料理の修業が積めるようになってとても嬉しい気持ちと仕事が楽しくてしょうがない気持ちです。
千葉調理師専門学校も3月14日に卒業します。現在、国際科2年には47名が在学していますが、卒業と同時に調理師免許がもらえるのは2名だけです。そのうちの1名が私です。2年間の在学中もどのようにやったら料理を素早く美味く出来るのか、を自分なりに追及してきました。気がついたことはノートに記録し続けてきました。これはボクシングの練習から学んだことです。これからも続けていくつもりです。