横戸弁財天宮ハイキング
緑濃い花見川沿い 横戸弁財天宮
梅雨の合間の快晴につられ来月出かけるパキスタン・トレッキングへの足慣らしも兼ねてハイキングに出た。目的地は花見川沿いの横戸弁財天である。花見川左岸を神場公園、花島観音・花島親水公園、横戸弁財天とサイクリングコースを歩いていく。自宅からの距離は往復１６ｋｍほどで６時間の予定だ。
３０分をめどに休憩をとっていくが花見川の川面を渡ってくる緑の風が心地よく汗を引かせてくれる。コースの脇には桑の実が紫色に熟し、木イチゴの実は橙色に熟している。それらを口に放り込みながら目的地まで歩いていく。横戸弁財天を訪れるのは２回目だ。広場には相撲の屋根付き土俵がありベンチもおかれ休憩場所になっている。前回、サイクリングで訪れた時は家族バーベキューをしており、今日は夫婦連れが休憩していた。
木陰を探し川の緩やかな流れを見下ろしながらカレーパンとバナナの昼食にする。実に静かだ。時折、静寂を破って魚が跳びはね派手な水音と共に水紋を作る。後ろの竹やぶでコジュケイがチョットコイ・チョットコイと手招きし、アリンコが靴に這い上がってくる。近くに地元の歴史散歩グループがリーダーの弁財天宮の説明に耳を傾けている。さあ、ひと休みしたのでリターンだ。
花島親水公園に咲く蓮の花 花見川をきれいにしましょう
ウシガエルの濁声が耳に届き、トッキョキョカキョクとホトトギスが甲高い声で鳴く。静かな小道でハイカーとランナーが行き交い、爽やかな風が吹く。シジュウガラのツツピンという鳴き声やウグイスのケキョケキョケキョという鳴き声もたびたび耳に届く。
６時間のハイキングを終えて戻ってくると幕張中学校体育祭が続いていた。顔を出してみると騎馬戦の最中だった。親をはじめとするギャラリーの多さにビックリ。これでは子どもたちも張り切らざるをえないだろう。
幕張中学校体育祭
青組の「闘魂」、赤組の「飛翔」、白組の「気魄」の旗が風になびいている。 結果、白組優勝。
思いだせば娘の愛が３年生の時、幕張中学校初の女性応援団長として紅組の旗をなびかせて行進し総合優勝をしたのは１０年も前のことである。