ロミオとジュリエット

 

ジュリエット像の右胸

 

 シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』はあまりにも有名な小説です。そのジュリエットのモデルとなった女性が生活していた家が「ジュリエットの家」として世界の恋人達が押し寄せる観光地となっていました。その中の目玉の一つが中庭に立つジュリエット像です。そのジュリエット像の右胸のおっぱいに触ると幸せになれるという伝説がいつの間にか広まり順番を待つ人たちが列を作っています。ジュリエットの顔はよく見えませんでしたが右のおっぱいは光り輝いていました。また、ジュリエット像が立っているところから数メートル離れた壁にはメッセージを書いた紙がところ構わず貼られ、神社のおみくじの場合は神様にお願いをしますが、ここのばあいはジュリエット頼みともいうのでしょうか、全くいやはやの世界が広がっていました。

 

ヴェローナのシンボルであるアレーナ(円形競技場)

 

 ジュリエットの家の近くに紀元1世紀に建てられヴェローナのシンボルとなっているアレーナ(円形競技場)があります。このアレーナは現在も現役で頑張っており、毎年6月〜8月の夏に開催される野外オペラを目当てに世界中から聴衆が集まってきているとのことです。石造物というのは長持ちするものだと変に感動してしまいました。

 

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