楽しかった３泊４日の東北旅行

リゾート列車しらかみ３号『青池』

　仲良し４人組で３泊４日の東北旅行に出かけたのは2019年６月25日から28日のことでした。ＪＲ東日本の60歳以上を対象に発行している「大人の休日俱楽部」パスを利用しての旅でした。

　1日目

1日目の目的はリゾート列車しらかみに乗ることでした。東京駅から秋田駅まで東北新幹線こまちで行き、五能線を走るリゾート列車しらかみの青池に乗り込みました。私はリゾート列車に乗るのは夫と白神山地を訪れたのを含めて３度目でした。今回は全て事前予約をＪＲみどりの窓口で取ってもらいました。途中の能代駅で駅弁「のしろ牛弁当」を買い、駅弁を食べながら海岸線の景色を眺めながら青森駅に着いたのは１６時過ぎでした。海岸線の海の色が澄んでいて綺麗でした。駅から歩いてすぐの場所にある「ねぶた館ワラッセ」に寄ってから宿泊するルートインホテル青森に向かいました。チェックインを済ませ、荷物を部屋に置いてから夕食のため外に出ました。夕食はホテル近くの「おさない」食堂でホタテ組み合わせ定食を食べました。美味しかったです。朝が早かったのでホテルに帰ると早めに眠りにつきました。

２日目

２日目の目的は奥入瀬渓流散策と十和田湖遊覧でした。青森駅からＪＲバスで焼山というバス停まで乗り、宿泊する星野リゾート奥入瀬渓流ホテルに荷物を預けてから奥入瀬渓流散策に出かけました。シャトルバスを馬門岩で降りてから銚子大滝までの区間でそぞろ歩きを楽しみました。奥入瀬渓流は十和田湖から流れ出している川ですが、木々の中をあるところでは岩を噛むように早く流れ、あるところでは滝を作り、川の表情が豊かに変わります。その流れを遡りながら遊歩道をゆっくり歩いていきました。木々の青葉がとても印象的でした。

奥入瀬渓流を散策中

　銚子大滝から再びバスに乗り、休屋で降りて遊覧船に乗りました。遊覧船乗り場のそばに高村光太郎の「乙女の像」が立っていました。２人の乙女が手を合わせる形で立っている像でしたが、か弱い姿の乙女ではなく圧倒的なボリュウムの乙女でした。ビックリしました。遊覧船は休屋から出発し、ぐるっと一周して休屋に戻る形の50分のコースでした。湖は静かでした。遊覧船を降りてＪＲバスで焼山まで戻り、宿泊する奥入瀬渓流ホテルにチェックインしました。このホテルには絶対泊まりたいねと、みんなで話していたホテルでした。1泊17500円でしたが、泊まった価値はあると思いました。

　３日目

　３日目の目的は宮沢賢治記念館です。星野リゾート奥入瀬渓流ホテルをチェックアウト後はシャトルバスで八戸駅に出て、新幹線で盛岡駅に向かい、盛岡駅で新幹線を乗り換えて新花巻駅で下車しました。タクシーで宮沢賢治記念館に向かう予定でした。駅の観光案内所で乗合のボックス型タクシーを紹介されたので、それに乗り込みました。運転手さんはとても親切な方で、カメラのシャッターを押してくれ、色々な観光説明もしてくれました。宮沢賢治記念館をゆったり見学した後、宿泊ホテルの佳松園まで送ってくました。夕食は部屋食で十分美味しいものを頂きました。夕食後に近くのホテルのホールでオカリナ演奏があるというので４人で聴きに行きました。すると舞台に上がって歌を歌おうという男性が現れ、誰か一緒に歌ってください、と呼びかけてきました。私たちのメンバーが、アッコ歌ってきなさいよ、と勧めるので酒の酔いもあって、私は舞台に上がって、美空ひばりの「川の流れのように」をデュエットしました。気持ちよく歌えましたし、歌い終わったあとの拍手もたくさんもらいました。楽しかったですね。

　４日目

　４日目の目的は仙台で牛タンを食べることです。ホテルの送迎バスで新花巻駅に出て新幹線で仙台に向かいました。送迎バスを待っているときや新花巻駅でも、昨晩ホテルで歌を歌われた方ですよね。とても巧かったですね。と声をかけてくる人がいました。嬉しかったです。仙台駅で下車し、駅から歩いて６〜７分のダイワロイネットホテル内にある牛タン焼専門店「司」で牛タンを食べました。以前、家族３人で仙台に牛タンを食べに出かけた時は私が体調を崩してしまい、夫と愛は牛タンを美味しそうに食べていましたが、私は一口も食べることが出来なかったのですが、今回は思う存分に食べました。厚い切り口の牛タンは美味しかったです。昼食に牛タンを食べた後は２時間の観光タクシーで青葉城に向かいました。馬に乗った伊達政宗は流石にかっこよかったですね。仙台駅に戻り、家族へのお土産を買って新幹線で東京に向かいました。東京駅に着いた後は成田エクスプレス発車時刻まで１時間ありましたので、みんなと一緒に最後の夕食を食べました。３泊４日の東北旅行は天候にも恵まれ内容も充実した満足満足の楽しい旅行となりました。

青森駅前の「おさない」食堂のホタテ組み合わせ定食

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