第70回 ユザワヤ芸術学院春期作品展
出品作品の前で
『第70回ユザワヤ芸術学院春期作品展』が3月23日、24日の両日に開かれた。首都圏7校で同時に開催されており、24日に妻とともに津田沼校に出かけた。私は津田沼校の陶芸教室で学び始めて3月末で2年が経とうとしており、今回の作品展には高等科卒業作品として「組鉢セット」を作り、織部皿*3皿、片口*3皿、ぐい呑*5個を出品していた。
出品エントリー票には以下のコメントを書いた。
「私は世界の辺境への旅へ1年に1回は出かけています。その旅のなかで沙漠の砂や河原の砂を持ち帰り粘土に混ぜて作品を作り、山の仲間たちと酒を酌み交わすのを楽しみにしています。今回の作品の中には中華人民共和国・内モンゴル自治区のクブチ沙漠やホルチン沙漠、パキスタンイスラム共和国・カラコルム地域のバルトロ氷河やバルティスタン地域のインダス河の砂を混ぜています。これからも辺境の旅を続ける中で世界各地の砂を持ち帰り粘土に混ぜて作品を作り続けていこうと思っています。」
会場には一緒に陶芸教室で学んでいる方の作品と一緒に私の出品作品も展示され、沙漠の砂や写真も添付されていた。しかも、私の作品には「準佳作賞」が貼られていたのでビックリした。私が学んでいる陶芸教室では銀賞を受賞した宮川さんの「風紋柄スタンド」と私の「組鉢セット」の2作品が受賞した。1年目は手回し轆轤による作陶、2年目は電動轆轤による作陶、3年目も引き続き電動轆轤による作陶を続け、1年後には高さ30cmの壺型花瓶を作品展に出品できるよう努力しようと思っている。