人・人・人の亀戸天神
5月連休の中日の4日に亀戸天神の藤まつりを見学し、東京スカイツリーから浅草寺、更には薫風に吹かれての隅田川下りというコースに妻と二人で出かけました。
私が亀戸天神に出かけるのは3回目です。しかし今回は物凄い人の数でした。写真は参道の入り口から酷い渋滞のなか鳥居をくぐり太鼓橋を渡るところのものですが、この行列は本殿までそのまま続いていました。いやはやなんともの混み具合でした。晴天に恵まれ汗ばむ気候でしたから東日本大震災後の自粛ムードで外出を控えていた人も一気に藤まつりに訪れたのだと思いました。
境内でやっていた猿回しにも凄い人出が囲んでいましたし、屋台の通りも人にぶつかりながらゆっくりと進む状況です。静かに藤の花を愛でるという風情は全く無く通勤時のラッシュ並みの混雑だけが印象に残る亀戸天神でした。
早々と亀戸天神をあとにして高く聳える東京スカイツリーを目指しました。634mまで伸びたツリーはどこからでも目につきます。だいたいの地理を頭に入れたので道路を適当に進んでいくとアマチュアカメラマンがたくさん集まっているビューポイントの橋の上に出ました。『散歩の達人』5月号のガイドコースに登場していた場所でした。
ラッキーと思いながら川の向こうに建設が進むスカイツリーをカメラに収めたのが左の写真です。堰堤に咲くツツジの赤やピンクの花と屹立するタワーの水色が青い大空の中にとっても似会って清々しい気持ちにしてくれました。水面には赤いカヌーを漕ぐ人が一人見受けられ、のんびりした風景です。来年の今頃は全ての工事が終了し、タワーの展望台から関東一円が見渡せることが出来るでしょう。新たな東京名物の登場の感じを強く受けました。