ゴイサギに初めて出会った
初めて出会ったゴイサギ
3月25日 晴れ
桜もちらほら咲き出したので花島公園まで花見川沿いをバードウォッチングに出かけた。途中で出会った野鳥をフィールドノートに記録しながら往復15kmののんびりした散歩だった。仏の座が桃色の花を一面に咲かせ、畦道には土筆が一斉に頭を出し、田には水が張られ田おこしの準備が始まっていた。
今年初めて鶯の声を聞いた。歩いているとまだ地鳴きの声も聞こえてくるなかで「ホーホケキョ・ケキョ・ケキョ」と鳴く声があちこちから聞こえてきて、春の季節の訪れとともに恋の季節もやってきたようだった。
5,6歩歩くと一旦停止し、背筋を伸ばして周りを確認する姿が特徴的なので一目で分かるスタイリストのツグミ、枝に留まりながら特徴的に尾羽を跳ねるジョウビタキ、集団で無心に餌をあさるアトリ、いずれも冬鳥なのだが3月下旬になってもまだ北に帰っていない。辛夷の花が咲いている。辛夷は春を呼ぶ代表的な里山の木だが、他の木々が芽吹く前なので真っ白な花はとても目立つ。
満開の寒桜
ぼってりとした寒桜が桃色の花を咲かせている脇のベンチで缶ビールのプルトップを開けた。つまみは冷や奴と牡蠣のお好み焼きだった。対岸には菜の花が咲き、微かな香りが風に乗ってくるように感じられた。ビールが喉を落ちるたびに静かな土曜の午後の時間が流れていった。
キジバト、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、コチドリ、ゴイサギ、カワラヒワ、ヒヨドリ、キンクロハジロ、オオバン、カルガモ、カワウ、ドバト、アオジ、ハシブトガラス、キジ、ムクドリ、ウグイス、モズ、シジュウカラ、コゲラ、アトリ、カワセミ、ジョウビタキ、セグロセキレイ、コガモ、出会った野鳥は26種類だった。