ホバリングしながらさえずるヒバリ

上空でホバリングしながらさえずるヒバリ

 

4月25日(金)快晴 AM

 花見川沿いを瑞穂橋から上流方向へ神場公園まで歩いた。モンシロチョウが舞い、田んぼの田起こしがあちこちで行われている。ソメイヨシノは既に散ってしまい八重桜の重たい花びらが風に揺れている。畦道にキジのオスの姿を見つけたので手持ちのカメラの望遠レンズを250mmから500mmに交換し、畦道に焦点を合わせたが既にキジの姿はなかった。最近はキジの鳴き声を度々聞くようになってきている。花見川沿いにも休耕田が増え、葦・雑草・雑木が幅を利かせており、野鳥にとっては住みよい環境が出来てきているのだろう。キジとは次回の遭遇を待とう。

 

水の中にいる鳥

自動的に生成された説明

カルガモの上を飛ぶハシボソガラス

 

 カルガモが水を張ったばかりの水田に首を突っ込み盛んに何かを食べている。ヒバリのさえずりが長閑に聞こえてくる。上空を見上げるとホバーリングしながら鳴いているヒバリがいた。桜のトンネルの若葉は色を濃くし、畑のサヤエンドウの白や桃色の花が目に飛び込んでくる。今まで丸坊主だった木々に若葉が芽生え日々に大きく青く成長していく季節になった。葉が茂っていくことは結果的に鳥の姿を隠し探鳥には適さない季節に移りつつある。

 

草の上にいる鳥

自動的に生成された説明

背筋を伸ばし周囲を観察する姿はツグミ独特だ

 

北に帰ったと思ったツグミを5羽見かけた。ちょこちょこ走ると背筋をピンと伸ばし周囲を観察する姿はツグミ独特の動きだ。直に北に帰るのだろう。神場公園は平日のため人影もまばらで静かだった。芝生の広場にシートを拡げ持参したガスバーナーで湯を沸かしラーメンを食べていると上の広場の方から「コンドルは飛んでいく」のメロディが聞こえて来た。アンデスの民族楽器のケーナの練習をしているのだろう。メロディは途切れることなく次々と曲を変えて聞こえてきていた。

 

草の上にいる鳥

自動的に生成された説明

餌を探していたアオジのオス

 

 今日出会った野鳥は、スズメ、ムクドリ、ハクセキレイ、ツバメ、アオジ、モズ、オオバン、ハシブトガラス、キジ、キジバト、カルガモ、カワラヒワ、ヒバリ、カワウ、シジュウガラ、ツグミ、ウグイスの17種だった。

 

4月11日(金)快晴 AM

 チューリップ、パンジ―、菜の花が満開となりソメイヨシノの花びらが風に舞っている。青葉が目に心地よい。葦が剣先の芽を伸ばしスカンポも薄茶色の軟らかい新芽を出すなかモンシロチョウはタンポポの花の上をゆらゆらと舞っている。ソメイヨシノの花の蜜を吸うスズメやムクドリに会った。ひと花ひと花食いちぎりながら蜜を吸っているスズメの姿は初めて見る光景だった。

 

桜の花びらの蜜を吸うスズメ

 

 キジの甲高い鳴き声を度々聞くが姿は見えない。ソメイヨシノも間もなく終わり若葉の季節を迎えるのだ。今日は風が強すぎる。高速道路の脇に立つ吹き流しが真横になびいている。

 今日出会った野鳥は、スズメ、ヒヨドリ、キジバト、カワラヒワ、オオバン、ムクドリ、カルガモ、ツバメ、アオジ、カワウ、チュウサギ、ハシブトガラス、ヒバリ、ハクセキレイ、の14種類と少なかった。以前度々会ったツグミに1羽も会わなかった。北に帰ったのだろうか。

 

戻る