たくさん食べて、大きくなぁれ

 

巣の中にいる鳥

中程度の精度で自動的に生成された説明

雛に給餌中の親ツバメ

 

 6月21日 曇り

久しぶりに花見川沿いを神場公園までのバードウォッチングに出かけた。花見川沿いの木々は葉を茂らせ、下草は伸び放題である。野鳥たちはその陰に姿を隠し、声はすれども姿は見えぬ状態で、バードウォッチングも野鳥の姿を確認する形から、野鳥の声を聞く形に変わっている。

 

座る, 鳥, 立つ, 汚い が含まれている画像

自動的に生成された説明

給餌中の親ツバメ

 

以前、ツバメが卵を抱いていた巣に行ってみた。家主から巣は壊されていなかったが、親ツバメの姿もなく巣は静かだった。前回の5月26日に親ツバメが卵を抱いていた日から判断すると、ツバメの孵化までは約2週間なので、雛が孵化していてもおかしくない時期なのだ。しばらく待ってみることにした。10分ほど経つと親ツバメがやってきた。親が来ると巣の中の雛が餌を求めて動き出し、2羽3羽の雛が確認できた。孵化すると約3週間で雛たちは巣立っていく。それまで2羽の親ツバメは、空中で飛んでいる虫を捕えて雛たちに運んでくるのである。たくさん食べて、大きくなぁれ。

 

草の上にいる水鳥

自動的に生成された説明

カルガモのつがい

 

田植えの終わった田んぼの上をシオカラトンボが気持ち良さそうに飛んでいく。あぜ道にはカルガモのつがいが佇んでいた。このつがいは、今年は子育てをしないようだ。

 

花が咲いている

自動的に生成された説明

アジサイが満開だ

 

梅雨時期になるとアジサイが満開である。花見川の土手には真っ青なアジサイが花を開かせていた。アジサイの花の色の変化を浮気心に例えることもあるが、アジサイが育っている土が酸性の場合は青系統の花を咲かせ、アルカリ性の場合は赤系統の花を咲かせる。リトマス試験紙と逆である。

 

森の中の道

中程度の精度で自動的に生成された説明

水が抜かれた神場公園の池

 

神場公園にやってくると、なぜか池の水が抜かれていた。20年ほど神場公園を訪れているが、初めての出来事である。池に水がなければ、野鳥たちは水浴びをすることも、水を飲むこともできずに、困っていることだろう。

 

花が咲いている植物

中程度の精度で自動的に生成された説明

交尾中の甲虫

 

ピンクのカタバミの花の脇で甲虫が交尾中だった。人間以外の動物も鳥も昆虫も子孫を残すために性行為をしているのだが、人間は子孫を残すと同時に快楽のための性行為を手に入れてしまった。

 

 今回出会った野鳥は、キジバト、カルガモ、ドバト、ツバメ、ハシボソガラス、スズメ、ムクドリ、ウグイス、コチドリ、コジュケイ、ヒヨドリの11種類と少なかった。

 

戻る