ゆったりのんびり 太陽の里
銚子駅構内の銚子電鉄改札口と車両
久しぶりに5連休の休みが取れたので幕張に帰宅しました。お母さんはあいかわらず忙しそうなので、私の相手をしてくれたのはお父さんです。
1日目はお寿司屋さん、2日目は温泉に行きたい、とお父さんに話してありました。ですが、仕事の関係で1日目は休みがキャンセルされてしまい職場のある赤坂出勤となってしまい幕張に帰宅したのは夜の8時でした。お母さんも職場に出勤しており、まだ帰宅していませんでしたが、お父さんが私のリクエスト通りに、煮穴子、刺身(エンガワ、イナダ、アジ)、焼き魚、ポテトサラダ、ナスの煮びたしを作って待っていてくれました。ビールで乾杯しながら2人で飲んでいると、お母さんが帰宅し3人での夕食となりました。お父さんは結婚した当初から料理も育児もお母さんと一緒にしていた、と前から母さんが言っていました。だから、「イクメン」などという言葉が最近もてはやされていますが、私が生まれた30年前からお父さんは「イクメン」をやっていたことになり、いつも美味しい料理を作ってくれます。お寿司屋さんには行けませんでしたが、久しぶりの自宅での夕食でした。
2日目もお母さんは出勤でしたが、お父さんが調べてくれていた「銚子温泉」に行くことにしました。JR千葉駅で総武線に乗り換え、終点の銚子駅で私鉄の銚子電鉄に乗り換えて犬吠駅で下車しました。私は銚子電鉄に初めて乗りました。2両編成の車内は関西から来たおじいさん、おばあさんの団体でいっぱいでした。ビックリしました。車内で車掌さんが乗り越しの切符を清算していましたので、お父さんが2人分の精算をしながら、今日はなぜこんなに混んでいるのですか?と質問すると、この車両は団体さんのご利用です、と車掌さんは答えていました。団体客は銚子電鉄沿線の観光地図を見ながらのんびり車窓の田舎風景を見ており、私たちが降りた犬吠駅で下車しました。駅前には大型観光バスが2台停車しており、車内の話していた内容から犬吠埼灯台、銚子漁港、醤油工場見学、地球が丸く見える公園、屏風岩などの銚子観光に出かけたようでした。
スパ&リゾート犬吠埼「太陽の里」からの眺望
私とお父さんは駅から歩いて5分の「太陽の里」の中にある日帰り温泉「一望の湯」に向かいました。「太陽の里」は最近建てられたスパ&リゾート犬吠埼です。受付で岩盤浴を含めた料金を支払い、食事の待ち合わせ場所と時間を確認して入浴です。岩盤浴着に着替えて浴室に入りました。寝そべっていると体全体から徐々に老廃物が汗となって噴き出てくるような感じを受けます。とても気持ちのいい時間です。食事の待ち合わせ時間になったのでお父さんが待っている場所に行き、漁師料理レストランに入りました。帰りに犬吠駅前の回転寿司のお店に入ろうと話していたので、秋刀魚の刺身、イカの丸焼き、おつまみセット、カレーなどの一品料理を頼み、まずは生ビールで乾杯です。窓から見える太平洋はとても静かで波も殆ど立っていませんでしたが、台風の影響で海岸近くの色は濁っていました。犬吠埼の真っ白な灯台が青空の中にまぶしく建っていました。日帰りの小さな旅でしたが、お父さんと一緒に旅に出るのも久しぶりでした。