コアラをだいたよ

 

                                    岩井 大

 

ぬいぐるみのようなコアラ

 

 夏休みになった日に家族でオーストラリア旅行に出かけました。

まずさいしょに.ゴールドコーストにある『ドリームワールド』という.ゆうえんちと動物園が合体した所へ行きました。その動物園のことをかきます。

 ドリームワールドの動物園に入って、さいしょはオオコウモリやワライカワセミなどがいる所がありました。でも.オオコウモリは昼なので.ねていました。

 「クッカバラ」といわれているワライカワセミは.シドニーオリンピックのマスコットになっています。ぼくが見たとき.木の上にとまって鳴いていました。人がわらっているように聞こえました。

 そのとなりは ビンゴという山犬がいました。オオカミの仲間です。八びきの子どもをうんでいました。子どもたちは.じゃれてあそんでいました。かわいかったです。

となりに.コアラをだくコーナーがありました。

 

 コアラは人形みたいでときどきしか動きませんでした。だくとかたに手をかけて.のんびりしていました。

 コアラがツメをたてた時に、いたいと言ってコアラの顔をさわると.ストレスがたまって.はやく死んでしまうそうです。

 ぼくさは、コアラをだかせてもらった時、「左手を上に右手を下に」と言われたので.そうやってだきました。かるかったです。

 コアラが食べるユウカリは全ぶで六百くらいの種類の中で.8〜30種類しか食べないそうです。コアラのにおいは ユウカリの葉っぱのにおいがしました。ぼくの小学校のニワトリ小屋のとなりにも.でっかいユウカリの木があります。

コアラはぬいぐるみのようでしたか あたたかくて.やわらかかったです。

 

手がくすぐったかった

 

 コアラの次は、カンガルーにエサをやりました。エサをやる時、ぜったいに後ろから行ってはいけないのです。なぜかと言うと.後ろからだと.てきだと思って けってくるのです。

 カンガルーは食べるとき歯があるので かまれないかと思って.こわかったです。でも.したが手にふれてくすぐったかったです。

 ばくが カメラマンのおじさんに

 「カンガルーのしっばをさわってもだいじょうぶですか」

と聞いてみたら

 「だいじょうぶだよ」

と言われたので.さわってみたら.すごくかたかったです。きん肉のかたまりでした。

 

 次は ぼくの好きな.ウォンバットに会いました。

ウォンバットさよ ぼくが見た時、穴の中でねそべっていました。

ウォンバットが歩くと.後ろ足が内またなので.おもしろい歩き方です。

ばくは ウォンバットの顔が気に入ったのでおとうさんにウォンバットのぬいぐるみを買ってもらいました。

 すぐとなりにウォータードラゴンがいました。

 ウォータードラゴンは水がないと生きられないので、水がじょうはつしてしまうと死んでしまうのです。だから.雨の日はだいかんげいなのです。ウォータードラゴンは エリマキトカゲににていました。

 

 今までテレビや写真でしか見たことがなかったコアラや.カンガルーや.ウォンバットなどを.だいたり.エサをやったりして とてもたのしかったです。ぼくは手でさわったことが1番よかったです。

 

                                 98年、夏休み生活文から 

 

シドニー湾とオペラハウス

 

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