千葉市スポーツ指導者講習会に出かけてみた

 

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熊谷千葉市長から表彰された大曽根先生

 

 幕張中学校体育施設開放委員会の委員長をしている関係で幕張中学校事務局から『千葉市スポーツ指導者講習会』の案内が届いた。昨年秋の講習会はネパールトレッキングと重なり出席することが出来なかったが、今回は他の用事がなかったので会場の千葉市生涯学習センターに小雨の中を出かけた。

 

 講習会は32日土曜日の午前10時〜11時30分までで2部構成となっており、1部はスポーツ功労者表彰式、2部はスポーツ講演会というものだった。2階ホール前で受付をすませて渡された式次第に目を通すと、第1部で表彰される功労者11人の中に「少年なぎなた連盟」の大曽根逸子先生の名前を見つけた。大曽根先生は毎週土曜日に幕張東小学校で、毎週火曜日に瑞穂小学校でなぎなたを教えている方で、幕張東小学校の放課後子ども教室「わくわくキャンパス」でもなぎなた教室を指導されている方だ。私は大曽根先生と「わくわくキャンパス」でお会いしているので第1部が始まる前に大曽根先生の席に伺い、今回表彰されたことへの祝辞と毎年子ども達がお世話になっていることへのお礼を述べた。また、今月のケーブルテレビ千葉のスポーツ千葉という番組でなぎなた教室が放送されているのを前日に見たことも伝えると先生はとても喜んでおられた。

 

 第1部は永年千葉市でスポーツを指導されてきた方の表彰式で表彰された方はいずれも高齢の方だった。表彰状は熊谷俊人千葉市長が一人ひとりに手渡し「永年のスポーツ活動大変ご苦労様でした」のねぎらいのあとに挨拶し、ソチオリンピックの選手たちの例からその競技のトップアスリートになるのも大切であるが、そのためには競技人口の拡大、裾野の拡大とそれを保障する自治体のバックアップが必要となることを述べ、千葉市として前向きに取り組んでいく旨を話していた。

 

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なぜ、運動器障害が多いのか、を講演する中村医師

 

 第2部は『スポーツと健康〜運動器障害の対応と予防〜』と題し、千葉市医師会理事で千葉市健康スポーツ医学研究委員の中村眞人医師が約1時間講演された。内容は10歳までに運動神経は形成されるので小さい時になるべくいろいろなスポーツを経験させることが必要であり、自分の目や耳からの情報を運動で調整する能力を養うことの重要さを話していた。また、人間の骨格上の弱点を知り、骨の成長の仕方と実年齢と骨年齢との違いを知ることの重要性を話された。骨は年を重ねるほどに脆くなっていくので若い時から骨貯金をコツコツ(骨骨)やっておくことの大切さと、そのことが結果的に骨粗鬆症の予防になることを訴えていた。準備してきたパソコンの調子が悪く講演の前半は集中さを欠いたが、中村医師が訴えたかった高齢者になっても元気に続けられる生涯スポーツのために身体の中心となる骨年齢に十分な注意をして実生活していくことの重要性を学んだ講演だった。

 

 自宅で風呂上がりに脱衣室に設置してあるTANITAの多機能体重計でデータを測定してみた。

体重:65.8kg、内臓脂肪:13.0レベル、BMI:23.6、体脂肪:19.1%、筋肉:50.5kg、骨量:2.8kg、基礎代謝:1438kcal/日、体内年令:40才、体水分:56.6%、というものだった。

 

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