バレーボール審判実技講習会に出かけてみた
審判実技講習の一場面
今年度(2014年度)から千葉市スポーツ推進委員になった。辞令は熊谷俊人千葉市長からの委嘱という形になっており、任期は2年間である。千葉市スポーツ推進委員は千葉市全体で531名、幕張地区では8名が委嘱されている。
5月11日(日曜日)、幕張公民館で幕張地区スポーツ推進委員会の打合せが開催されたので出席した。8名の自己紹介と全体スケジュールの確認が主題だった。そのなかで千葉市の連絡協議会の組織図が説明されたが、花見川区、稲毛区、中央区、若葉区、緑区、美浜区の6区の代表で区連絡会を構成し、専門部は、バレーボール部、ジュニアスポーツ部、レクリエーションスポーツ部、広報研修部の4部に分かれており、その部ごとに年間スケジュールが計画されていた。その年間スケジュールを確認するとスポーツ推進委員としては大体1ヶ月に2度くらいの割合で大会や講習会に出かけていくようなものとなっていた。
早速、5月25日(日曜日)に千葉公園体育館でバレーボール審判講習会が開催されたので参加した。幕張地区からのスポーツ推進委員は8名中6名の参加だった。講習会の内容は、開講式、ルール説明、審判実技(エキジビション)、審判実技講習(A・Bコート)、後片付け、閉講式という流れだった。参加者は200名ほどだったろう。
私がバレーボールに関係するのは高等学校以来だから約半世紀ぶりである。千葉市のバレーボールは老若男女の誰もが参加できるというコンセプトのもとに9人制で軟らかいゴムボールを使用しており、ネットより高い位置からのアタックスパイクは反則となる。勝敗も2セット先取ではなく、30分の試合時間での得点で争われる。応援者の退場も決められている。
具体的な審判講習は、主審、副審、線審、スコアラーに分かれて行われた。幕張地区は主審が出来れば他の審判は出来るとの判断のもとに全員が主審講習に参加した。実技講習はAコート、Bコートにそれぞれ3区ごとに分かれで行った。花見川区が審判をする時は稲毛区と美浜区が試合を行うという形だった。1試合に選手として出場した。ボールの感触は革の硬いボールと異なりゴムボールは軟らかい。小学校の体育館にあるボールと同じだった。サーブもレシーブも打った時の手への衝撃が痛くないので思いっきり打つことが出来た。これなら安心して競技を楽しむことが出来るだろうと思った。主審のハンドシグナルは21種類が例示されていたが結構あるものだと改めて感じた。
参加者は花見川区が一番多かった
今回の千葉市全体講習会は午前中の2時間だったが、今後、各区毎の講習会が行われ審判としてのレベルアップが計られていく形となっている。何事もそうだが場数を踏むことによって経験値が多くなり突発事項にも臨機応変に対応し、試合をスムーズに捌いていけるようになるのだろうと思った。