千葉県スポーツ科学講座に参加してみた
午前の部:スポーツテーピング理論の講演
2月1日、千葉市花見川区スポーツ推進委員研修会が幕張コミュニティセンターで開かれた際に渡された資料の中に「平成26年度 スポーツ科学講座A 開催要項」があった。内容を確認すると、千葉県総合スポーツセンターに於いて今年度2回目のスポーツ講座として、スポーツテーピングとスポーツマッサージの2項目について理論と実践の講座を開くというものだった。日時は2月15日の9時半から昼食を挟んで15時50分までだった。募集定員は100名とあった。私はスポーツテーピングやマッサージについての知識はゼロだったので受講しようと思い、帰宅後、インターネットで千葉県総合スポーツセンターにアクセスし、講座申込書をダウンロードしたあと必要事項を記入しメールに添付して申し込んだ。日曜日にもかかわらず講座担当者から受付完了メールが返信されてきた。
当日は電車とバスを乗り継いで千葉県総合スポーツセンター内スポーツ科学センター3階第1研修室に出かけて行った。司会者の挨拶によると100名の募集を越える106名の参加者とのことで、講座内容に関心の高さが表れていた。午前の部は、順天堂大学スポーツ健康学部スポーツ科学科鹿倉二郎教授によるスポーツテーピング理論の講演が1時間。その後に実際に隣の人とコンビを組みながら講演で示されたテーピングをお互いの右足首を捻挫したことを想定したテーピング実践が1時間半だった。私は春から秋までの山登りやハイキング、また1年を通してのジョギング等を行っているが、その時に捻挫した時の応急措置としてのテーピングを前々から学びたいと思っていたのである。
テープには伸び縮みするものと全く伸び縮みしないものとがあるので必要によって使い分けることや、2種類を組み合わせて使う場合のことや、アンダーラップを使う場合など初めて聞く内容であった。だから今回の講座は私にとって実にためになる講座だった。2時間半の講演を通して基礎を学んだので、今後は自分自身でテープの巻き方を練習し、万が一の時に備えていくことが必要だと思った。初めてテーピングというのを実施してみたが慣れが必要だと思った。
午後の部:アリーナでのマッサージ実践講座
午後の部は、帝京平成大学地域医療学部医療スポーツ学科高橋仁准教授によるスポーツマッサージ理論が1時間。その後に研修室からアリーナに場所を移して午前と同様にコンビを組んでマットを使ってのマッサージの実践であった。一段高い場所で講師がマッサージの手本と注意点を実践したあと、私たちが実践するというものだった。肩の軽擦法、手拳叩打法、合掌打法、切打、背中の手拳揉捏法、手根揉捏法、拇指揉捏法、拇指圧迫法、手拳圧迫法、大腿部後部手拳軽擦法、手拳圧迫法、などを次々に教えてもらう。今回の講座ではエステマッサージや健康ランドなどで実施されているマッサージなどの基礎となるマッサージを教えてもらった。講座を受けて感じたことだが家庭でも十分活用できるということだ。
参加対象者が、スポーツに関わる指導者・学生、インストラクター、トレーナー、スポーツ科学に興味のある者とあったように学生もいたし、私とコンビを組んだ方は少年サーカーの指導者だった。参加者の半分以上が女性だったことにもスポーツ分野への女性の興味の高さがうかがえた。私が通っているルネッサンスジムでも沢山の女性会員が汗を流している。講座終了後にスポーツセンター近くのジョイフル本田千葉店に行き、ジャガイモの種芋「とうや」「きたあかり」をそれぞれ5kg買った。幕張は比較的に温暖な気候なので既に梅の花が咲き始めている。ジャガイモの植え付け時の目安は梅の花が咲くころである。来週も志賀高原にスキーに出かけるので、2月中旬には植え付けを終えようと思っている。