12月3日 ホノルル着、サンセット・ディナー・クルージング

 

成田空港第1旅客ターミナルビル北ウィングの4階出発ラウンジには、12月になったばかりだというのに、写真撮影用のサンタクロースたちが並べられていました。折角なので私たちもサンタクロースの中央に座って出発に際しての記念撮影を行ないました。

 

成田空港第1ターミナル北ウィング4階出発フロア 

 

成田空港を21時に離陸した大韓航空KE001便はハワイオアフ島のホノルル空港に向けて夜間飛行を続けていました。離陸してから1時間30分ほど経った頃に夕ご飯が配られました。私は3種類の中からビビンバを頼みました。缶ビールとワインを飲みながらゆったりした気分で夕ご飯を食べました。

 

日付変更線を越えてホノルル空港に到着したのは出発した時と同じ12月3日の午前9時でした。何だか得をしたような気分になりました。ホノルル空港に到着すると2階に入り入国審査を済ませ、1階に降りて成田空港で預けたスーツケースを受け取り、税関を通過し、左側の団体出口を出たところにHISの現地係員が待機していました。4人分のハワイ滞在中のオプションツアーを含めてのスケジュール表を渡されました。

 

私たちの今回のホノルルマラソンツアーは7泊8日です。5年前に比べて1日長い日程を企画しました。空港で他の人たちが集まるのを待ってバスでワイキキの中心部にあるロイヤルハワイアンセンターに向かいました。センターの3階に12月3日から移転オープンしたばかりのHISレアレアラウンジがあり、ハワイ滞在中の説明を受けました。HISからの説明を受けたあと、私たちはラウンジ内でコーヒーサービスを受けながら、午後の行動についての簡単な打ち合わせを行ないました。

 

 

ロコモコ丼

 

打合せを済ませた後、私たちはアラモアナショッピングセンターに向かいました。娘から妻に香りのいい石鹸と化粧品を買って来てほしい、と要望が出ていましたので、トローリーバスに乗ってアラモアナショッピングセンターに向かったのですが、トローリーバスはオープンカーのため風を切って進みます。事件が起きたのはロイヤルハワイアンセンターから10分ほど走った場所でした。突風により仲間が被っていたマラソン当日に被るHIS特製キャップを吹き飛ばされてしまいました。痛恨の極みです。アラモアナショッピングセンターで買い物を済ませ、キャップが飛ばされたであろう道筋を探しましたが見つかりませんでした。HIS特製キャップはマラソン完走後に、着替え・食事・休憩のためにHISテントに入る時の確認証になる重要なものでした。探しても見つかりませんでしたが、マラソン前日にゼッケン番号を受け取りにハワイコンベンションセンター行った際に、HISブースに立ち寄り、わけを話して内緒でキャップをもらって来ました。よかった。よかった。

 

アラモアナショッピングセンターはハワイ最大のショッピングセンターで、ブランド店を含め633の店舗が入っていました。妻は娘から伝えられたバス・アンド・ボディ・ワークスという店を探し出し、店内に入って買い物をしていました。娘が頼んだ商品は日本にはまだ進出しておらず、商品を買う場合はネット注文するとのことでした。私も店内に少し入りましたが、買い物かごをさげた女性が沢山おり、商品選びに余念がありませんでした。男性3人は妻の買物が終わるまで外のベンチで一休みでした。買い物が終わると1階のフードコーナーに移動し、お昼ごはんにしました。4人がそれぞれ食べたいものを買って来ました。私はハンバーグの上に目玉焼きが2個乗っているロコモコ丼のダブルを頼みました。ご飯が多かったので完食するのに苦労しました。

 

スター・オブ・ホノルル

 

15時に宿泊ホテルのワイキキサンドビラにチェックインしました。荷物を解いて間もなくサンセット・ディナー・クルーズツアーに参加するためにホテルから歩いて3分の集合場所に向かいました。受付を済ませると胸に四角のワッペンが貼られました。ワッペンに書かれていたのは、304Deck33SD4SPKという文字でした。これは3階デッキのレストランで、4人グループが3スターのディナーコースを予約している、という意味だと理解しました。大型バスに乗ってクルージング船が係留されているホノルル港ピア8に向かいました。港に着きバスを降りると、ハワイアンミュージックが聞こえて来ました。乗船口で歓迎フラダンスの踊りとともに演奏されているものでした。ディナークルージングはハワイ最大で1500人乗りの豪華客船スター・オブ・ホノルルで行われました。私たちは3階デッキのレストランの席に案内され、周りを見回すとお客の殆どは日本人でした。

 

ロブスター

 

私たちのテーブルには6人が着席し、ウェイターは乗りがいい楽しい黒人でした。船が出航した時はまだ明るかったのですが、徐々に夕闇が迫りワイキキのホテル群の灯りが目に映るようになってきました。波は全く無いベタ凪でしたから、船が揺れることはありませんでした。飲み物はウェルカムドリンクのノンアルコールワインに始まり、プレミアムドリンクが2杯でしたので1杯目はカクテルのブルー・ハワイを頼み、2杯目はサンセット・オレンジでした。2杯ともにアルコール度数が低いので、ほろ酔い気分になれました。食事は野菜サラダ、ロブスター、テンダーロインビーフ、ケーキでした。最後のデザートのケーキは美味しそうでしたが、お腹がいっぱいでしたので手をつけませんでした。満足満足のディナーでした。

 

声量一杯に歌う歌手

 

私たちのテーブルから3mほどの位置にステージがあり、ハワイアンやジャズのライブ演奏が続いていました。フラダンスも踊られ、圧巻だったのはハワイ現地人の踊りでした。ニュージーランドのハカを思い出させる逞しさで、足を踏み鳴らし、胸を叩きながら踊っていました。迫力満点でした。男性も女性も身体の腰と太腿が特に逞しい印象を受けました。

 

 

 ハワイアン・ダンス

 

ショーも最後になると「新婚さんは立ち上がってください」と案内が流されました。あちこちのテーブルで立ち上がるカップルがおり、こんなにも新婚さんがいたのか、とビックリしました。最後は数珠つなぎになってYMCAの踊りでした。もちろん私たちも踊りの輪の中にいました。ディナーショーとクルージングが終わり下船しましたが、偶然にも船を操縦していた船長に出会いましたので、記念撮影をしてもらいました。制服を着たキャプテンはかっこよかったです。

 

 

ワイキキの夜景                    ハワイアン・ダンス

 

 

テンダーロインビーフ            サンセット・オレンジで乾杯

 

 

デザートのケーキ          ブルーハワイとサンセット・オレンジで乾杯

 

 成田空港出発からホノルル空港への到着、その後のツアー説明会、アラモアナショッピングセンターでの買い物、更にサンセット・ディナー・クルージングと何かと動き回る1日でしたが、この日から8日間にわたり私たちのオリジナルホノルルマラソンツアーが始まりました。

 

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