幕張水墨画同好会会員作品展を開催中

 

墨彩画を4点展示した

 

幕張公民館で4月5月の2カ月間、幕張水墨画同好会の会員作品展が開催されている。現在、幕張水墨画同好会の会員は3名である。千葉市では6カ月おきに千葉市広報の「市政だより」で市民の文化向上を目的として、様々な企画を立てて参加者募集をしている。そのなかで絵画関係ではスケッチ教室や水彩画教室は企画されるが、水墨画教室は企画されない。理由を推測するに水墨画教室を企画しても参加希望者が少ないからだろう。幕張公民館の掲示板でも水墨画会員募集ポスターを通年で貼っているが、入会希望の人は現れないのが現状である。今回も会員3人の作品展示だった。

 

マッシャーブルム(標高:7821m)

 

私は4点の墨彩画を展示した。いずれも15年前にパキスタンのバルトロ氷河トレッキングに出かけた際に出会った風景を題材にしている。私が世界で一番好きな山はエベレストではなくK2である。そのK2に出会うために氷河を遡って25日の山旅に出たのだった。

 

ミトレ(6025m)

 

今回描いた4枚の墨彩画は、

 

・K2(標高:8611m):純白に輝くエンジェルピークを従え、ピラミダルにどっしりと構える姿は山の王を感じさせた。コンコルディアから眺めたK2の勇姿を描いた。

・マッシャーブルム(標高:7821m):バルトロ氷河を遡っていくと左側に素晴らしい形の山が現れ、それがマッシャーブルムだった。氷河には岩の周りの氷が溶けて岩がキノコのように持ち上げられた形のものがあった。その岩にあぐらをかいて写真を撮ったのもいい思い出になっている。

・厶ズターグタワー(標高:7273m):中国とパキスタンの国境にそびえ、山頂部が怪異な形をしていたのがムズターグタワーだった。

・ミトレ(6025m):この山の麓にテントを張った。K2に対峙する形で鳥の嘴のように尖った山容をしていた黒い山塊だった。山頂部に満月を配した。

 

いずれもカーボン鉛筆で下絵を描き、薄墨を入れたあとに色を着けて墨彩画に仕上げたものである。1枚の墨彩画が出来るまでの時間は、絵を描くのに1日2時間で3日位、裏打ちをし、枠を作り、マットを切り、完成するまで1週間程度である。

 

寺島さんは3点展示した

 

 寺島さんは3点の水墨画を展示した。1点目は中学生が自分たちで給食の食材となる稲を育てて収穫をしている「給食の食材」、2点目は「奥多摩しだくら吊り橋」、3点目は「茅葺きの家」である。寺島さんは水墨画の題材を新聞に掲載される写真を参考にしている。

 

元気に泳ぐ鯉

 

 野中さんは2点の水墨画を展示した。1点目は「元気に泳ぐ鯉」、2点目は「ふるさと」である。元気に泳ぐ鯉は丸々と太った鯉の表情が生き生きしていると感じた。

 

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