千葉市水墨画同好会連合会展

 

私の2作品を観る人

 

7月1117日まで千葉県立美術館で『第492017年(平成29年)公募 千葉市水墨画同好会連合会展』が開かれています。千葉市内では公民館やコミュニティセンターなど19か所で水墨画同好会が活動しており、毎年7月にそれらの同好会が一堂に会した連合会展を開いています。今年の展示作品数は約460点で、私が所属している幕張水墨画同好会からは15名の方から29点の作品が出品されました。

 

私が連合会展に出品するのは今回で3回目です。一人で3作品まで出品することができますが、だいたい2作品が多いようです。私は2作品を出品しましたが、今までは1枚は山の絵を、他の1枚は花を描いていたのですが、今回は山の絵として「アマダブラム」を描きましたが、花の絵はやめて「狐塚・秋」の2点を展示しました。

 

1枚目の「アマダブラム」はネパールのエヴェレスト街道を歩くと最も目立つ山の名前で、お母さんの首飾りと呼ばれています。この山は見る位置によって首飾りをかけたように見えるためです。

 

2枚目の「狐塚・秋」は歌川広重の名所江戸百景の狐塚からヒントを得たもので、春夏秋冬の4枚構成として墨彩画で描いています。そのうちの秋が今回出品したものです。春と夏もすでに出来上がっており、冬は作成中です。

 

92歳になる林先生の作品『白糸の滝』

 

初日の7月11日の午前中が幕張水墨画同好会は受付当番でした。当番の手のすいた時間と当番を終えた13時過ぎから4室に分かれて展示されている作品を一つひとつ観て回りましたが、さすがに460点を観て回るのは疲れました。

 

素晴らしく精密に描かれた作品もあれば、やっと線だけを描いた作品もあり、技量の差はあるもののいずれも素人が描いた作品ですので、同好会の趣旨から考えても水墨画のプロではないので、趣味のひとつとして自分が楽しみ、人生をよりよく生きていければいい、と思っています。(^^)/