快晴無風の志賀高原スキー
休憩時には ま・一杯
今年も3泊4日の日程で広々とした志賀高原スキー場を十分楽しんだ。今回参加したメンバーは25年ぶりに参加した小沢、5年ぶりに参加した米山、を含めて5人だった。初日は13時に高天原温泉にあるホリデープラザホテルに到着したので近場の高天原ゲレンデ、タンネの森ゲレンデ、一の瀬ファミリーゲレンデ、寺子屋ゲレンデを2時間半滑った。
2日目はバスに乗って横手山ゲレンデに向かった。横手山山頂2300mからの360度の展望は実に見事だ。雪に覆われた北アルプス連山が屏風のように連なっているのが展望できた。山頂には日本の標高最高地の手作りパンを売り物にしているヒュッテが建っている。昼食はいつも山頂ヒュッテで摂っているが、そのまえに渋峠ゲレンデで思う存分滑った。ゲレンデ内で場所を移しながら20代のモデル3人が雪景色をバックにした撮影をしていた。白く光る日光白根山のお鉢の向こうに頭を出す富士山とも1年ぶりの再会である。傾斜もなだらかな渋峠ゲレンデは実に気持ち良いゲレンデである。
1時間半ほど滑ったあとで山頂ヒュッテに入り昼食とした。平日のためスキーヤーは年配者ばかりである。私は生ビールとカレーうどんを頼んだ。焼き立てのパンを頼んで美味しそうに食べているメンバーもいる。ボルシチスープとパンのセットが1番人気のメニューのようだ。昼食後は例年だと熊の湯ゲレンデで滑っているが、今回はジャイアントゲレンデに向かった。しかし、ジャイアントゲレンデは低気圧通過時に降った雨によって強烈なアイスバーンに変わっていた。急斜面は氷のためつるつるだった。バランスを崩して転倒すれば、そのまま落下していくことは目に見えていたので、転倒だけはしないように滑り降りていった。1度だけで十分なゲレンデであった。
3日目も快晴無風の好天のもと奥志賀ゲレンデに向かった。前日はバスを利用したがリフトやゴンドラを乗り継いで奥志賀まで行った。途中の焼額山ゲレンデはコースも長く気持ちよいゲレンデである。リフトの場合はスキー板を履いたままなので足に負担がかかるが、ゴンドラの場合はスキー板を外して乗るため足に負担がかからず実に楽ちんである。いつものように焼額山頂2000mに立っている顔出し看板前で写真を撮った。
焼額山山頂の顔出し看板
私たちが奥志賀ゲレンデに到着したのは10時半だった。山頂から滑り降りた後、ゴンドラ駅横のレストランで休憩した。ケーキにコーヒーを頼むメンバーもいたが、私はガーリックパンを頼んで食べた。とても美味かった。レストランには外国人のグループが2組休憩していた。どこのスキー場でも外国人の方々を見かけることが多くなっているが、志賀高原スキー場は特に多いように感じられた。
スキーも3日目ともなると足腰、特に膝と太腿に疲労が蓄積してくるのが自覚できる。ここで無理をすると怪我をするのが分かっているので十分自重しなければならない。昼食は中華レストラン獅子の地下にあるラーメン店に入ったのも例年通りである。生ビールと餃子と味噌ラーメンを頼んだ。
焼額山に架かる第1、第2の2本のゴンドラに乗りながら十分に楽しむことができた。ボーダー初心者もコース内では滑っており、彼ら彼女らは予期せぬ動きをするときがあるので衝突しないように十分な注意が必要だった。快晴のためゴンドラ乗車時に遥かかなたのゲレンデも遠望できた。初日、2日目に滑った寺子屋ゲレンデが今回の最終ゲレンデとなった。寺子屋も標高が高いので雪質が引き締まっている。若干アイスバーン化したゲレンデを4本滑ってホテルへ早めの帰還とした。