修了式のあいさつ
32名の年長さん、修了おめでとうございます。
今日立派に修了証書を受け取る皆さんを見て、うれしさとみんなの思い出が浮かんできて、胸がいっぱいになりました。
私はこの保育所に来て5年がたちます。5年前皆さんは1歳でした。こんなに小さくてトコトコ歩き始め、言葉も出始めたばかりのかわいい子ども達でした。今は6歳、大きくなりましたね。
1年前の
春には、桜咲く庭で年長になった喜びを感じながらいろいろな遊びを楽しみました。
夏には、大好きなプール遊びで歓声を上げました。
秋には、運動会で色々な係りもやりとげました。
冬には、サンタクロースからの手紙を元にプレゼント探しに出かけました。見つからずに帰ってくると、庭の真ん中にドカーンと置いてあってびっくりするやら嬉しいやら。
3月は毎日みんなでドッジボールをしていました。花見川第1保育所に試合を申し込んで勝った時はとてもうれしかったですね。
たくさんの経験を通して体も心も育ってきました。皆さんは体の成長は目に見えるけれど、心は目に見えません。ワクワク、ドキドキ、悲しい、くやしい、楽しい、嬉しい、自分が思う気持ちを大切にしてください。そして周りの人に伝えましょう。
色々なことに挑戦してくる中で頑張る気持ちが育ってきました。友達や年下の子と生活する中で優しさが育ってきました。これはこれから新しい生活をしていくなかでとても大切な心です。
失敗を恐れずにチャレンジしてみましょう。失敗は成功のもとです。これからも新しい友達との出会いがあります。優しい気持ちで接しましょう。育ってきた心を大切にして、みんながこれからも元気に過ごしてくれることを願っています。
保護者の皆さま、本日はおめでとうございます。
大切なお子様をお預かりして今日にいたりました。
『丈夫な体の子』『意欲的に遊ぶ子』『思いやりのある子』という、3つの具体的目標を掲げ、微力ながらも職員一丸となって保育をしてまいりました。
先ほどの修了証書をもらう姿や将来の夢を元気に言う姿を見て、本当に一人ひとり個性豊かに心優しくたくましく成長しました。これからも保護者の皆さまと学校と地域の方々の連係プレーで、更に『心豊かに』『たくましい』21世紀を担う人に育ってほしいと願います。
最後になりましたが、今日まで保育所運営が円滑に行われたのも、ひとえに皆様のご支援とご協力の賜物と感謝申し上げます。また、素晴らしい子どもたちと出会えたことに感謝申し上げます。簡単ではございますが、お祝いの言葉に代えさせていただきます。