日本スキー発祥の地・志賀高原スキー場へ

 

快晴の高天原スキー場

 

長野県志賀高原スキー場に遊びに行ってきました。スキー場は標高が1500m以上に位置する志賀高原の広大なエリアに大小合わせて19のスキー場が散らばり、相互連結しているため3泊4日の日程では全てを廻ることは出来ません。スキー場の総称として志賀高原スキー場と呼ばれています。雪質は標高が高いため湿り気を帯びずサラサラ爽やか系です。

日本スキー発祥の地・志賀高原は今年で100周年を向かえ過去の時代時代の写真が沢山飾られていました。私が入社した40年前頃の写真では大型バスが数珠繋ぎでスキー客を運んでいるものもあり、最近のゲレンデは何処のスキー場に行ってもガラガラ状態でスキーヤーもボーダーも昔に比べて雲泥の差です。ホテルや民宿、観光業者にとっては経営的に大変なことですが、私たちにとってはゴンドラやリフトを待たずに乗れますし、ゲレンデも空いていて思いっきり滑ることが出来ます。昔の混雑を知るものにとっては大変好ましいことです。

野猿がたくさん


1日目は午後からのスタートでしたから宿泊ホテルのある中央エリアの一の瀬ファミリー・タンネの森・高天ヶ原・東館山・西館山・寺小屋を滑りました。2日目はバスに乗って北側の渋峠・横手山・熊の湯エリアに遠征しました。標高が高いので雪質はパウダースノーです。横手山山頂ヒュッテのマスコット犬であるシベリアンハスキーに再会し生ビールを飲むのが楽しみです。今年も元気でした。3日目は反対側の焼額山・奥志賀エリアへの遠征でした。ゴンドラを利用したロングコースが実に爽快でスキーの楽しさを堪能できました。

志賀高原にはスキー場が沢山ある関係で学生スキー教室のメッカでもありますから
△△中学、●●高校、××大学等のゼッケン姿がやたらに目立ちます。昔、インベーダーゲームというのがありましたが、それと全く同じにように朝一番からユニフォームとゼッケンを付けた学生たちがゲレンデにうようよ登場して動き回っています。

熊の湯スキー場


ウインタースポーツ人口の減少は、少子化のためウインタースポーツを担う若年層の減少、ウインタースポーツ事態に興味を持つ人の減少、それと最近の不景気で生活に余裕がなくなった人の増大が相乗しているように感じられます。私のように結婚前からず〜っと切れずにやっているものもいますが、そういうのはむしろ少ないのが現状です。スポーツというものは自分で体感しないとそのスポーツの持っている本当の醍醐味を味わうことは出来ないと思います。私の場合は春夏秋冬を通して外で遊んでいるのが好きなので、このスタイルは死ぬまで続けていくでしょう。あと1ヶ月で私の44年間の会社員生活も終わりとなりますが、これからも健康な身体と健康な精神が全ての基礎であることを肝に命じて楽しい人生を送って行こうと思っています。

帰りは雲ひとつない快晴で高速道路を走る車窓から北アルプスの峰々や八ヶ岳や富士山が真っ白な雪を被って輝いていたのが印象的でした。