雨の志賀高原スキー場

 

 

2010年のミーハースキーヤーズクラブのツアーは2月10日から13日の3泊4日の予定で長野県志賀高原スキー場に出かけました。参加メンバーは7人でリーダーはポパイ吉原、ロシア人のミヤマノフ、ゴンベー、ヨネ、エイトマンにウスイ、最終日に参加のヤマ、といういつものメンバー。ミヤマノフは古希70歳を迎えましたが最終日まで元気にゲレンデを滑走していました。志賀高原スキー場はNTT保養所があったころは毎年訪れていましたが保養所が廃止になってから5年ぶりに訪れました。今シーズン私はスキーに4回行きましたがこれが最後でした。

 5年ぶりに訪れた志賀高原はエリアが広く様々なゲレンデがあり最高だと思いました。今回は志賀高原スキー場のほぼ真ん中の高天原温泉に宿をとり丸々2日半をスキーで楽しみました。どのスキー場でもスキー客は減少しボーダー客が見受けられますが、志賀高原でも奥志賀スキー場と熊の湯スキー場の2つのスキー場ではボーダーを入れていませんが、他のスキー場ではボーダーを受け入れていました。スキー客の減少でホテル経営が逼迫しボーダーを受け入れなければ益々経営が傾いてしまうという傾向で背に腹は変えられないというところでしょうか。

 志賀高原スキー場は昔から高校生のスキー教室が活発なところで、横手山スキー場、熊の湯スキー場、一の瀬スキー場、高天原スキー場、寺子屋スキー場、等で高校名入りのゼッケンを付け、インストラクターのあとを滑っている子どもたちを多数見受けました。私も高校1年の冬に群馬の大穴スキー場でスキー教室を楽しんだことを思い出します。45年前のことです。私が初めてスキーを履いたときでした。

 私の参加するスキーツアーは、午前中は真剣に滑りますが昼食を境に午後は地酒を飲み、気が向いたら怪我をせぬように滑るパターンですが、ミーハースキーヤーズクラブのツアーは毎年、日中はシッカリ滑り、宿に帰ってからシッカリ飲むパターンです。今回もそのパターンどおりに進みました。初日と2日目は季節外れに気温が高かったため例年ならば雪になるところ雨が降っていましたが、朝食を済ますとすぐにゲレンデに出発です。それから昼食の1時間を休憩するだけで休みなし。ホテルに戻ってくるまで丸々6時間は滑っています。

 ホテルに戻り天然温泉に浸りながら降り積もる雪を静かに眺めます。スキーで凝った筋肉があたかも淡雪が消えていくように静かにほぐれていくのを感じる至福の時です。また風呂上りの雪見酒は何度味わってもいいものです。今回のホテルの部屋は32畳の大部屋で定員は16人ですが、そこに私たち6〜7人だけでしたから本当に広々とした空間でした。高校生たちが帰ったあと私たちが入ったのですが、こんな大部屋は初めての体験でした。

 今回のツアーは3日目まで雨の中の滑りとなったため雪が春スキーのようにベトつきコンディションは最悪でした。当然、天候にも恵まれず写真もスカッとしたものが撮れませんでした。しかし年1回企画されるミーハースキーヤーズクラブのツアーにはNTT退職後でも身体が続く限り毎年参加していこうと思っています。

私の元気の源は日常生活や仕事から遮断した異空間で話し・考え・行動することで、肉体は疲れていても精神がリフレッシュし心に余裕がでてきます。個人個人リフレッシュの方法は異なると思いますが精神のリフレッシュはとっても重要です。来月からはスキーからランニング、登山、旅行にチェンジします。