第48回安政遠足侍マラソンで

仮装大賞をもらった

 

バイクに乗っている人たち

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3人で仮装して参加

 

 5月8日の母の日に3年ぶりとなる『第48回安政遠足侍マラソン』が群馬県安中市で開催された。日本マラソン発祥の地での大会は、過去2年間はコロナ禍のために中止されていたのだが、今年は峠コースを中止し、関所コースも募集人数を800人に縮小して開催された大会だった。参加募集は2月に行われたので、友だちの武者、甥っ子のカズとともに20kmの関所コースに申込んだ。

 

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仮装は楽しい

 

 私は申し込みを済ませたものの、3月11日に30kgの玄米を車に積み下ろしした際に左腰を痛めてしまい、整形外科クリニックに通院している状態となってしまった。最初は左腰の痛みだけだったので普通に生活をしていたが、痛みと痺れが左脚全体に広がり、生活にも支障が出てくるようになり、とても走れる状態ではないので、今回のマラソンは走るのは中止し2人の応援に回ることにしたのだった。

 

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ベルサイユの薔薇やスパイダーマン

 

 応援に回ったとはいえ、素浪人姿の仮装はする予定で、ちょんまげのカツラ、着物、袴、刀を持って松井田の生家に前日から泊った。5月8日は朝から雲ひとつなく晴れあがり、気持ちがウキウキするような快晴だった。むしろ20kmを走るには暑すぎる天気だった。

 

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ハンターに仮装したランナー

 

 7時30分までが受付時間だったので、7時に安中文化センターで受付を済ませ、ゼッケンを胸に付けた。本部テントの横で友だちの武者を探していると、偶然にも3年前に一緒に走った会社員時代の後輩で、いつも志賀高原スキーに参加している山口が連れ合いとともに受付会場に来ていたのに出会った。ビックリだった。山口本人によると、今回は参加申込をするのを忘れていたとのことだった。私は小柄な山口の連れ合いに会ったのは初めてだった。

 

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スタートして1kmを走る2人

 

 マラソンレースはスタート地点から、自己申告完走タイムが早い順にA〜Eブロックに分けられ、私たち3人は自己申告で20kmの完走タイムを2時間30分としていたので、Dブロックでの整列となった。8時に太鼓の打ち鳴らしでAブロックがスタートし、1分後にBブロックのスタート、というふうに1分間隔で順次スタートしていった。私はDブロックがスタートする直前にゼッケンを外して沿道に出て2人の応援に回った。

 

道路を歩いている人

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スタートして10km通過後を走る

 

 スタートして1km地点の安中市内で応援したあと、10km地点を通過した松井田の下町に移動して応援することにした。下町で待っていると、カズは早々と50分でやってきて、アミノバイタルを飲んでゴールを目指して走り去ったが、武者がなかなかやってこなかった。やってきたのは1時間25分の時だった。ずいぶん疲れているように感じられた。

 

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ゴール後の2人

 

次の応援地点は碓氷の関所を通過した峠の湯のゴール地点で2人を待つことにした。甥っ子のカズは練習の成果なのだろう想ったよりもタイムが速く、私たちの車が坂本の町に入るとゴール間近を走っていたのだった。坂本の町には幼馴染で小中学校の同級生のみどりちゃんが応援してくれているのだ。カズが遅れていたならば、みどりちゃんと3年ぶりに話すのだが今回は無理と判断し、車に同乗していた栄子ちゃんを降ろしてカズを追いかけた。みどりちゃん、ごめん。ゴール直前でカズと合流しフィニッシュのゴールゲートでの写真を写すことが出来た。私もゼッケンを付けて2人でゴール後の写真を撮った。私は受付時に記録チップを返していた。カズの完走タイムは1時間58分だった。カズは20kmを走り終えたばかりで汗まみれになっていたので、一緒に峠の湯温泉に向かった。庭に咲く赤いシャクナゲが満開だった。

 

ピンクの花が咲いている木

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庭に咲く赤いシャクナゲが満開だった

 

 ひと風呂浴びてレストランでビールを飲んでいると、車のドライバーをしてくれた弟から電話が入り、武者は15kmの関門通過に時間オーバーのため収容バスに乗せられ、西松井田駅にいるとのことだった。武者の連れ合いの栄子ちゃんを西松井田駅に送ってもらうことにしたのだった。

 

新聞紙の文字

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仮装大賞を伝える上毛新聞

 

 今回の大会は左腰の怪我のために走ることが出来ずに応援に回ったのだが、翌日の群馬テレビの朝のニュースを見ていると、カズが碓氷の関所から降りてくるところのシーンが映されたのであった。また私には思わぬところからプレゼントが届いたのである。2日後の上毛新聞に侍マラソンの記事が載り、そのなかで武士姿として仮装大賞に選ばれたのにはビックリした。

 

ダイアグラム

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スーツケースの上に置かれたバッグ

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いただいた仮装大賞

 

私は仮装して20回出場しているが、最近の10年近くは今の素浪人の仮装である。長年参加しているので順番で仮装大賞を受賞したものと思っている。弟が安中市役所に仮装大賞の景品を受取りに行くと、中身はChapionのショルダーバッグだった。来年は元気な姿で走りたいと想った。

 

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