気持ちよかった侍マラソン
天候:晴れ、気温:17.0℃、湿度:50.0%
群馬県安中市の侍マラソンを走ってきました。毎年5月の第2日曜日の母の日に行われており今年で第41回です。侍マラソンには2つのコースがあり、28.97kmの峠コースの参加者は381名。20.15kmの関所・坂本宿コースの参加者は1511名。私が毎年参加しているのは関所コースです。年々仮装ランナーが増え、今年は95%以上が仮装で走っていました。参加者・応援者ともに本当に楽しめるレースです。私がレースに参加するのは昨年12月のホノルルマラソン以来でしたが、五月晴れのもとで気持ちのいいレースでした。
昨年からマラソンの申込方法が郵便振り込みからインターネット申し込みに変更され、昨年は申しみ開始日にスキー場にいたため、宿泊していた民宿にインターネット接続状況がなく、スキーを終えて下山後にインターネットで申し込みをした時は既に募集定員に達しており、募集を締めきった状態だったので残念な思いでした。今年は申込初日に申し込んだので1500人中の35番目の早さでした。
今年も練習として2か月前から5kmジョギングを2日〜3日ごとに行っていたのですが、1ヶ月前から右膝の痛みが発生し、それが治ると今度は右足アキレス腱が痛み、走れる状態ではありませんでした。殆ど1ヶ月間は走らないで本番に臨んだのですが、やはりスタート後の4km地点で右脹脛が痛み出したため、なるべくペースを1km=7分に一定にするようにだましだましのレースでした。
今回はホノルルマラソンを一緒に走った同級生の武者、中学校同級生の白石、それに甥の一騎の4人でスタート地点の10mほど後ろに並び、茂木英子安中市長が打ち鳴らす陣太鼓でスタートを切りました。私と一騎は並走しながら腰に下げた万歩計の時計で1km=7分で換算しながら走行距離を確認して行きました。10km地点の松井田町下町交差点で家族が水分供給を兼ねた応援に出ていたので、後ろから走って来る武者を待ちました。ポカリスエットが喉に沁み込みました。
完走証を受取り、御苦労さま
一息入れて後半の10kmのスタートでした。右足の痛みは変わりませんでしたが、残り半分なので淡々と走るしかないと思いながら一歩一歩走って行きました。残り3kmの碓井の関所跡で関所祭りのイベントであろう天狗の一行に出会いました。初めての体験でした。残り1kmの所に中学校の同級生のみどりちゃんが例年通り水分補給やレモン、梅干しなどのサービスをしていました。今年は缶ビールつきでした。ラッキー!ここでも500mほど遅れていた武者が到着するまで待っていました。私たちの場合は記録を狙ってレースに参加しているわけではなく、レースに参加することで家族ともども侍マラソンを楽しもうという目的ですから、3人で一緒にゴールしようと考えていたからです。
ゴール手前で、高校時代の同級生の大滝、お袋、武者の連れ合いの栄子ちゃん、カメラマンとして妻の彰子と弟の久芳が待っていました。足は相変わらず痛かったのですが、なんとか20kmを走り切りました。ゴールした時のタイムは2時間28分15秒、距離別順位は355位、でした。雲ひとつない快晴のもとでのレースは楽しいものでした。いつもだとレース後は隣の「峠の湯」に飛び込んでいたのですが、今年は残念ながら火事のために営業停止中で、今年の12月に再開するための建物再建中で基礎工事をしている段階でした。そのため妙義山の麓にある「もみじの湯」に行って露天風呂に入りました。熊蜂がツツジの蜜を吸うために飛んでいるのをのんびり眺めながら、ゆったりと湯に浸かり気持ちが解放されたことはいうまでもありません。その後、完走を祝して芝生の広場で家族宴会でした。