2シーズンぶりにルリビタキに出会った

 

久しぶりにルリビタキのメスに出会った

 

1月5日 月曜日 曇りのち晴れ

2026年に入り、初めてのバードウォッチングは花見川沿いを花島公園まで出かけた。今回は昨年暮れに購入したソニーの2倍テレコンバーター(SEL20TC:希望小売価格91300円を5年間保証付き64259円で購入)のテストを兼ねたものだった。テレコンバーターというのはカメラ本体とレンズの間に取り付けるもので、2倍のテレコンバーターを取り付けるとレンズの焦点距離を2倍にできる。私が野鳥撮影に使っている200mm〜600mmの望遠ズームレンズが400mm〜1200mmに変身し、より遠くのものを撮影することができるのである。

 

モズが尾を上下に振りながら獲物を狙っていた

 

今日は暦の上では「小寒」で、最低気温3℃・最高気温11℃と予報されており、冷え込んでいたのでネックウォーマー、両手袋、ダウンを着込んでのバードウォッチングだった。最初に撮影したのは花見川の土手にいたモズのオスだった。モズとの距離は20mほどでレンズの焦点を合わせると、トリミングすることなくフレーム内にモズの姿が現れた。モズは尾を上下に振りながら鋭い目つきで獲物を探していた。

 

スイセンの花が咲き出した

 

花見川沿いにスイセンの花が咲きだした。今の時期はウメにも早く、花がほとんど観られないなかで、白い清楚な花が土手いっぱいに咲いている。千葉県は暖かい土地なのでスイセンの花の開花も早いようだ。

 

オオバンが団体で採餌中だった

 

オオバンが陸に上がって10羽ほどの群れで緑の葉を食べていた。オオバンは大型の冬鳥なのだが、主食は草を食べている。オオバンは水草も食べるが、今日は陸の草を食べていた。

 

再びジョウビタキのメスに出会った

 

先月ジョウビタキのメスに出会った場所にやってくると、やはりメスは自分の縄張りを見回りながら巡回しているようで、カメラを向けても逃げることもなく、ちょこちょこと少しずつ移動するだけだった。

 

ハシビロガモのメスが悠然と泳いで行く

 

カワウが採餌のための潜水を繰り返す横をハシビロガモのメスが悠然と泳いで行く。名前が表しているようにくちばしが広いカモで、不格好に大きなくちばしを持っているので一度見ればその名前を覚えやすいカモである。いつもはオスメス一緒にいることが多いのだが、今日はメスが1羽だった。

 

アオジのさえずりは実に繊細で美しいものだ

 

アオジが向こう岸から川面を渡ってきて枝に止まって鳴いている。今の鳴き方はジッジッジッジッという地鳴きである。昨年5月に利尻島にクマゲラ撮影で出かけた際にアオジのさえずりというの初めて聞いたが、実に繊細で美しいものだった。幕張で冬に出会うアオジは標高が高い所から降りてきていて、夏になる前に再び標高の高いところに移って相手を見つけて育てする。いわゆる漂鳥と呼ばれているもので、幕張でアオジのさえずりを聞くことはできない。アオジのさえずりはジッジッという地味な地鳴きからは想像がつかない美しい声である。

 

採餌中のアオジにも出会った

 

採餌中のアオジにも出会った。サイクリングロードの脇にこぼれ落ちた草の実を探しながら食事中だったが、1m脇を自転車が何台通っても一心不乱に草の実を探しながら食べているのだった。私は写真を撮りながら近づいていったが、5mまで近づくと藪のなかに姿を消した。

 

シメは泰然とした姿で梢に止まっていた

 

自宅と花島公園の中間地点にある神場公園に寄ってみた。先客のバードウォッチャーがメタセコイアの上方を見ていたので、何だろうと思って双眼鏡で確認すると、メタセコイアのてっぺんに鳥が見えた。望遠レンズで確認すると冬鳥のシメだった。シメが太陽の方を向いて泰然とした姿で梢に止まっていたのだ。今シーズン初めて出会ったシメだった。シメはちょこまか動かずに、いつも堂々と構えている。

 

採餌中のキジバト

 

写真を撮っていると犬を連れた散歩の男性がやってきて、「何を撮っているのですか?」と尋ねてきたので、カメラのモニター画面を出して、「こういう鳥を撮っています」と男性の目の前にかざしてやると、「鳥ですか。このあたりで大きなレンズの人が何かを映しているので、何かなぁと想っていました。ありがとうございました」とお礼の言葉を残して去っていった。

 

カワラヒワは枝先の固い芽をついばんでいるようだった

 

水場のベンチには先客がいたので、そこでは休まずにゲートボール場の方に向かった。上の方で鳥を探していると枝先に小さな姿が現れた。写真に撮って確認してみるとメジロだった。木の皮の隙間に潜んでいる虫を探しているようだった。メジロの横に数羽の別種類の野鳥が枝先のものを採餌中だった。あいにく逆光となっていて鳥の羽の色彩が暗くて分からなかったが、写真を撮って帰宅してからPCで確認するとカワラヒワだった。カワラヒワは枝先の小さな芽をついばんでいるようだった。今の時期は食べ物が少なく、野鳥たちは大変である。

 

メジロの水浴びは元気だ

 

30分後くらいに水場に戻ってくると先客は帰ったので、ベンチに座ってひと休みしていると、2羽のメジロがやってきて水浴びを始めた。バシャバシャバシャバシャ元気よく水を浴びている。可愛いものだ。父親と娘がバードウォッチングにやってきたのを機に私は腰を上げて花島公園に向かった。

 

初めて出会ったクサシギ

 

花島公園に着いたのは14時だった。公園の入り口で2人の女性バードウォッチャーが帰っていくのに出会った。花島小学校の子どもたちが蒔いた菜の花が育ってきたのを観ながら歩いて行くと、見なれない少し大きめな1羽のシギが岸辺で休んでいた。写真を撮って自宅のPCで拡大し野鳥図鑑で確認すると初めて出会ったクサシギだった。クサシギは群れることなく1羽〜数羽で行動し、唯一樹上で子育てをするシギとのことだ。

 

ヤマガラがやってきた

 

野鳥観察場所の手前でも帰っていく女性バードウォッチャーに出会った。野鳥観察場所には誰もおらず私ひとりだった。1時間ほど待機することにした。最初に現れたのはシジュウカラで、次にメジロがやってきたが、間もなく現れた暴れん坊のヒヨドリに追い散らかされてしまった。写真を撮る間もなかった。いやはやなんとも。

 

ルリビタキがやってきた

 

しばらく待機していると野鳥が舞い降りたのを感じたのでレンズを向けるとなんと、2シーズンぶりに出会うルリビタキのメスだった。冬の花島公園へのバードウォッチングは、ルリビタキに会いたいがためにきているのだが、やっと念願が叶った感じだった。ラッキー。1カ月前よりもサザンカの花が数を増し、ひときわ鮮やかな色に染まっていた。

 

ソニーの2倍テレコンバーター(SEL20TC

 

今回のバードウォッチングを通してテレコンバーターで確認したかったことが3点あった。第1は画角と手ぶれの関係から手持ちで1200mm撮影ができるのか、第2はレンズの明るさについて、第3はオートフォーカス機能と連写シャッター機能について、だった。第1については最短焦点距離の400mmでも1発で対象をフレーム内に入れることが難しいのは今までと変わらないので、最初は400mmに入れてからズームで1200mmに拡大していけばいいので、あとは操作の慣れだと感じた。手ぶれについては手ぶれ防止機能が動作しているので大丈夫だった。第2については薄暗い場所での撮影は以前に増してISO値を上げていけば解決すると感じた。ただ画像は粗くなるがプロではなく趣味なので十分だと感じた。第3については全く問題が無かったので、確認したかった3点は全てクリアできたと思った。あとは撮影に慣れるだけである。

 

水面で昼寝中のヨシガモのメス

 

今日出会った野鳥は、ヒヨドリ、スズメ、ハシブトガラス、キンクロハジロ、アオジ、ホシハジロ、モズ、オオバン、コガモ、キジバト、ハシボソガラス、ドバト、アオサギ、ムクドリ、カワウ、ヨシガモ、バン、ツグミ、シジュウカラ、ジョウビタキ、キアシシギ、カイツブリ、シメ、メジロ、ハクセキレイ、カワラヒワ、クサシギ、ルリビタキ、ヤマガラの29種類だった。9時に自宅を出発して15時までに歩いた距離は12km、歩数は17894歩だった。

 

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