21世紀の君達へ
卒業生のみなさん、おめでとうございます。
お父さん、お母さんを始めとする保護者のみなさん、おめでとうございます。
PTAを代表してひとこと挨拶をのべます。
卒業生のみなさん、君達は、21世紀が始まった記念すべき2001年に卒業式を迎えました。
今、君達は12才。
君達は、これからの半世紀、50年を仲間とともに日本、いや世界の社会をかたちづくって行く一人ひとりになっていきます。
ロシアの作家・トルストイの作品の中に『光あるうち光の中を歩め』というのがありますが、自分自身の力で光になれる、言いかえれば人間の光とは夢を持つこと、希望を持つことであり、それに向かってあきらめずに頑張ることが大切だと教えてくれます。途中であきらめたら光は消えてしまいます。光になれるかなれないかは、自分自身の行動の結果です。
君達は、サッカー選手になりたいとか、オリンピックに出場したいとか、宇宙飛行士や保育士、看護婦、技術者や弁護士、あるいはタレントや歌手になりたいとか、さまざまな夢や希望を持っていると思います。その夢や希望は自分の努力と運で掴み取るものだということを自覚して欲しいと思います。
今日は、君達の一人ひとりが夢と希望を持って小学校を卒業し、中学校へ進まれ、かけがえのない人生を切り開いていくひとつの節目の日です。困難な壁にぶつかっても、決してあきらめないで頑張ることが大切だ、という気持ちを持ち続けて欲しいと思います。
21世紀の出発の年は、君達が夢と希望に向かって羽ばたく年です。強い意志を持ち、プラス思考で行動すれば、道は必ず開けます。
最後になりますが、幕張東小学校の先生、子どもたちを6年間指導していただき、どうもありがとうございました。
また、地域のみなさん、子どもたちを見守っていただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
保護者のみなさん、子どもたちは幕張東小学校を卒業して行きますが、これからも暖かく見守って行きましょう。
これでPTAを代表しての挨拶といたします。
2001年3月19日
幕張東小学校PTA会長
岩井 淑