ピンクのバラの花言葉は「上品」

 

ピンクのバラの花言葉は「上品」

 

 12月16日 晴れ

 幕張はメッセのほうは全て埋め立て地なので家庭菜園などないが、私が住んでいる所は漁師町だったので今でも田舎だ。自宅の周りには家庭菜園や家庭農園が多い。農園の脇にピンクのバラとオレンジのバラが咲いていた。バラが咲くのは初夏の5月から6月だが、最近は一季咲きだけでなく、四季咲きのバラも出てきた。10月に咲きだしたのが、12月になってもまだ花をつけている。ピンクのバラの花言葉は「上品」「しとやか」「感銘」だという。花を見ていると心が優しくなるようだ。

 

さぁ 翔ぶわよ? キンクロハジロの雌

 

 キンクロハジロの50羽ほどの群れが、午後の暖かな陽射しを受けながら波間に浮かんでいた。大半が首を翼の中に入れて昼寝をしていた。その群れの中で突然雌の1羽が翼を拡げて羽ばたいた。カモ類は水面上を羽ばたきながら助走をしないと飛び立つことができない。当然のこと羽ばたいた雌も飛び立つことは出来なかった。気分転換だろうか。翼を広げると写真のように帯状に白い部分があり、羽白(ハジロ)の名前が付いている。

 

バトルの横でただいま食事中のムクドリ

 

ムクドリが残った柿をめぐって激しいバトルを繰り返していた。その横でシラーとバトルを無視しながら、柿の実を食べているムクドリがいた。群馬ではムクドリのことを、その鳴き声から「ギャーギャー」と呼んでいた。騒がしい野鳥である。ムクドリが食事中のところにカラスが1羽やってくると、ムクドリは全て退散していった。自然界の力関係が食事風景には如実に出てくる。20個ほど残っていた柿は翌週には全てなくなっていた。

 

ただいま食事中のオオバン

 

 オオバンが頭を水中に突っ込んで食事中だった。普段は陸に上がって青物を食べているが、時たまこのような形で水草や藻を食べている。野生動物はどの種でも同じだが、生きていくために雨の日も風の日も、毎日毎日食べ物を探している。

 

お年寄りが久しぶりに外に出てきた

 

公園でゲートボールを楽しむお年寄りを見るようになった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、春ごろからお年寄がスポーツを楽しむ姿を全く見かけなくなっていたが、感染防止のマスクをしながら距離を取り、ゲートボールを楽しむ声が聞こえるようになった。久しぶりのことだった。家に閉じこもらずに外に出て、運動をしたほうが体力もつくし免疫力も上がると思う。その方が精神面からも絶対にいい。私も年寄りだが、エールを送ろう。目的をもって、頑張れ〜年寄り! 頑張れ〜爺さん! 頑張れ〜婆さん!

 

ただいま食事中のメジロ

 

 メジロがピラカンサの実を食べていた。メジロは眼の周りに白いリングを付けているのでメジロと呼ばれている。子育ての時期以外は単独で行動するのは稀で、常に群れで動いている。穏やかそうに見えるが眼は思ったよりも鋭い。小笠原の母島には目の周りが黒いメグロが棲んでいる。

 

小笠原村母島に棲む国の天然記念物のメグロ 2017年4月撮影

 

 メグロは母島だけに棲む野鳥で、国の天然記念物に指定されている。メジロとメグロの大きさはほぼ同じで、身体の色も鳴き声も良く似ている。メジロとメグロが混じって群れになっている時は、顔を見て判断している。メグロが天然記念物ということで生息数が少ないのかと思ったら、本土のスズメのように住宅街で度々見ることができたので、ちょっと拍子抜けたことを思い出す。

 

自衛隊の大型輸送ヘリコプターの飛行訓練

 

 幕張近くの船橋市には陸上自衛隊第1空挺団の習志野演習所があり、落下傘降下訓練やヘリコプター離着陸訓練が行われている。訓練は月曜日から金曜日までほぼ毎日行われているので、ヘリコプターを見上げる機会が多い。この日は大型輸送ヘリコプターが、3機、3機、2機、4機、4機という編隊を組んで訓練を実施していた。訓練は実際に使うことを想定して行うものである。戦争は政治の延長である。問題が起きたら話し合いで解決し、この訓練が武力行使で使われないことを願ってヘリコプターを見上げている。

 

悠々と泳ぐカルガモ

 

 カルガモは1年を通して普通に見かけるカモで、黒い嘴の先が黄色くなっているので目立ちやすく確認しやすい。幕張でも田んぼのあぜ道などで子育てをしている。今年に生まれた親子の微笑ましい写真を撮ったことがあった。

 

カルガモ親子の微笑ましい姿が見られたが・・・ 2020年6月撮影

 

 私が写真を撮った数日後に親子は何らかの事故に遭ったようだった。1羽の親ガモが悲痛な鳴き声で子どもたちを呼び続けていたが、子ガモを1羽も見ることはなかった。その後、花見川沿いを歩くたびに、注意深く親子のカルガモを探したが、見つけることは出来なかった。9羽いた子どもたちは全滅したようだった。

 

送電鉄塔の移し替え作業

 

 JR幕張駅北口側では都市計画整備による区画整理が進んでおり、住宅の移転、道路の整備、バスターミナルの新設などの工事中である。その中に送電線鉄塔の移し替え作業があった。新しい鉄塔を建て、今までの送電線を新たな鉄塔に引き替える作業である。命綱を着けているとはいえ、地上数十mでの高所作業を見上げていると、登山には度々出かける私だが、高所恐怖症の私には到底できない作業だと思う。

 

ヒヨドリを追い払うツグミ

 

 私はピラカンサの赤い実を食べに来るヒヨドリの写真を撮ろうと待ち受けていたところツグミがやってきた。そのあとにヒヨドリがやって来たが、ツグミは場所を譲らなかった。凄い剣幕でヒヨドリを寄せ付けずに追い払ってしまった。ツグミは結構気が強いのだ。ピラカンサの枝には鋭い棘がある。触るときは要注意だ。

 

ただいま食事中のヒヨドリ

 

 ツグミが去った後にヒヨドリがピラカンサの実を食べに来た。ヒヨドリの鳴き声は甲高く、けたたましい。ヒヨドリはツグミには負けるが、身体の小さいシジュウカラやメジロなどには威圧的だ。子どものころヒヨドリを飼ったことがあったが、大きくて見栄えがしないので、しばらくして放してやった。

 

メナダをゲット

 

 花見川沿いを歩いていると、釣り糸をたれているのは毎回見かけるが、魚を釣り上げた場面に中々出会わなかった。ルアー釣りで獲物をゲットした場面に出会ったので急いでシャッターを切った。獲物は30cmほどのボラのようだったので釣り人に声をかけてみた。「メナダです。市場には出ない高級魚で美味い魚です」との返事だった。初めて聞く魚の名前だった。帰宅後に調べてみると、ボラの仲間だが臭みはなく刺身が美味い、と書かれていた。

 

幕張の浜から見えるスカイツリー

 

幕張の浜から見える富士山

 

 晴れた日には幕張の浜からスカイツリーも富士山も良く見える。千葉港には大きな船が出入りするので、それらの船越しの富士山の景色も見られる。2月と10月には富士山の頂上に夕陽が沈んでいく「ダイヤモンド富士」が見られるという。来年は晴れた日の日没に観に行こうと思う。

 

戻る