快晴の尾瀬岩鞍スキー場

 

ブルーのヘルメットを被った

 

2月25日〜27日までの2泊3日の日程で尾瀬岩鞍スキー場に仲間10人で滑りに行った。3日間ともに雲ひとつない快晴の元でのスキーは絶好調であった。気温も高く午前中の雪質は良いのだが、午後になるとシャーベット状に変化し重く、春スキーのようであった。

 

 初日は、朝7時に関越高速自動車道の上里SAに集合し、沼田インターで降り尾瀬岩鞍スキーワールドへ向かう。今シーズンは雪が少なく道路にも全く雪が見当たらない。周りの山肌にも雪は見当たらず、北側の日陰に少し見受けられるだけである。運転はしやすいがスキー客としてはゲレンデの状況が心配となる。宿泊するペンション「ロッヂ・さんらいず」に到着したのは9時30分。すぐにスキーウエアに着替え、ロッヂのおじさんに頼んで車で5分ほどの場所にあるスキー場まで運んでもらった。日曜日なのでスキー客は比較的多いが、多いといってもこのスキー客の数では宿泊施設、スキー場ともに清算割れになるのではなかろうか、と人事ながら心配する。最近はどこのスキー場でも共通して言えることなのだが、実にスキーやボードを楽しむ人の数が減少している。ゲレンデは午後になると空いてきた。

 最初は足裏を確認しながらミルキーウエイを佐久間、藤田と共に3人で滑る。藤田の滑りは速く上手い。今シーズン12回目のゲレンデだという。藤田は群馬県生まれの好男児である。

 

お祭り広場で昼食に一杯

 

 昼食は好天なのでファミリーゲレンデ下にある「お祭り広場」の外テーブルで生ビールで乾杯である。えびすビールが中ジョッキで600円である。ツマミはキムチと野沢菜の油炒めが無料でボールに山盛りになっているので小皿に移して食べるわけだ。これが実に上手く、一袋500円でお土産として買って行けるが、やはり美味いのはスキー場で食べる時である。それは友だちとの会話、周りの環境が影響しているからだと思う。ジョッキで2杯を飲んだ後、カレーうどんを食べた。750円のカレーうどんは味が濃く美味い。2時間ほど昼食休憩を取ったあと、午後の滑りをシャトルバスの迎えが来る16時30分まで楽しんだ。やはり雪質からいって滑るに適しているのは午前中だけである。

 

早朝のゴンドラ頂上駅からの遠望

 

 2日目、3日目ともに朝8時30分の始発シャトルバスに乗ってスキー場に向かう。整備され圧雪されたゲレンデを滑降するのは実に気持ちが良い。この気持ちよさがあるからこそスキーの虜になるのである。男子国体コース、女子国体コース、チャンピオンコース・・・次々にコースを移りながら休むことなく滑っていく。滑り始めて2時間半経過した11時半にようやく昼食休憩となる。昼食は3日間ともに馴染みの「お祭り広場」である。3日間ともに生ビールを飲み、カレーうどんを食べた。今シーズンは3回スキーに遊びに行ったが、この尾瀬岩鞍スキー場が最後だ。チケットは55歳以上のシニア料金で3日間9000円であった。ロッヂは2泊で酒代を含めて17000円。足代が2000円。往復宅配便が5000円。土産が5000円。合計38000円というスキー代金である。

 

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