第19回 オー美会展を観に行く
聖なる場所に
山仲間の石間さんから『第19回オー美会展』の案内が届いた。会期は2019年3月8日〜13日とあった。他の山仲間と日程を調整して会場となっている大崎のO美術館に出かけていった。出展されている作品は、絵画が9人で36点、写真が5人で25点、陶芸が5人で39点だった。
私の山仲間の石間さんは写真部門で5点を出品していた。「流れ雲」「渦巻く茜雲」の2作品はネパールのプーンヒルから撮影されたもので、この時は私も一緒に参加したトレッキングであった。
流れ雲
「紅染の山頂」はアンナプルナベースキャンプまでトレッキングに出かけた時のもので、私もアンナプルナには出かけたが日程は別だった。「石南花の咲く頃」「聖なる場所に」と展示されていたが、いずれもネパールヒマラヤにトレッキングで出かけた時に撮影されたものであった。ネパールヒマラヤの7000mの氷雪を頂く峰々を仰いで歩くトレッキングは日本にはない景色であり、写真を見ていると自分が歩いたときの情景が思い出されるのだった。
水仙
絵画の部で毎回目に止まるのは西中千恵子さんの作品である。今回は「牡丹」「水仙」の2点を出品されていた。色を抑えた細密画である。こういう絵は神経を集中させて描かないといけないので疲れる。紙は和紙ではなく中国の紙とのことであったが、会場に本人が居なかったので詳細を聴くことが出来なかった。来年出会うことが出来たら、使用している画材のことを訊ねてみようと思う。