スキーが上手く感じるパウダースノー
ぬかびら源泉郷スキー場
1230m山頂付近
今回は「北海道きままな温泉旅5日間」に参加し、昨日(1月12日) 一つ目の十勝川温泉から二つ目の糠平温泉へ移動してきた。昨日の十勝陸別町の最低気温は放射冷却のため今シーズン1番の冷え込みで-29.1℃だったとテレビレポーターは話していた。濡らしたタオルを振り回すと数秒で凍りつき紙のように平たく立ってしまい笑うしかない気温である。十勝地方は「十勝晴れ」という言葉があるように、北海道の他の地方の天候が崩れていても十勝地方は晴れることが多い。その理由は周りが山々に囲まれた盆地であると言われているが、十勝平野は広〜い平野である。車で走ると一直線に伸びている道路が実に印象的だ。今回の旅行にしても晴れまたは薄曇りで天候に恵まれている。宿泊したホテルは糠平館観光ホテルでこのホテルが『ぬかびら源泉郷スキー場』を経営している。
『ぬかびら源泉郷スキー場』は大雪山国立公園内にあるスキー場で、晴れた日には東大雪の山々、糠平湖、雄阿寒岳などを見渡すことができ、リフト4基のこじんまりした規模のスキー場である。今日も時おり薄日がさす無風状態なので『ぬかびら源泉郷スキー場』に出かけ1日遊んできた。ホテルからスキー場までは目と鼻の先で距離にして100m位である。センターハウス1階のレンタルコーナーでウエア上下、スキー板、スキー靴、ストックをレンタルし5000円。2階の売店でリフト券をホテル割引の1500円で購入し早速ゲレンデに飛び出した。コースマップを参考に第1高速リフト、第2高速リフト、第3高速リフトと乗り継いで1230mの山頂へ向かう。金曜日のこともあってスキー客はまばらだ。
山頂に到着するとまずは足慣しのため初級コースを第3高速リフト乗り場まで滑り降りる。足元を確認したあとの2回目からは中級コースを滑り降りる。上級コースは圧雪なしで自然のままの凸凹ゲレンデなのでそこは避けた。無理をして怪我をしてはつまらない。午前中に5本ほど滑ってコース途中にあるレストラン‘アリエスカ’に入る。当然のこと客は少ない。私はピザトーストとオニオンスープを頼んだ。しかし出てきたスープを飲んでみると甘く、ピリッとしたオニオンではなくコーンのようだ。もしかしたら私がチケット購入ボタンを押し間違えたか確認してみるとレストラン側の間違いであり、平謝りのあとにオニオンスープを私の席まで運んできた。ピリッと辛味のきいた味である。私はオニオンスープが好きだ。
日本スキー連盟公認ゲレンデ上部からの東大雪の山々と糠平湖遠望
午後からは青空も顔を出し相変わらずの無風状態が続きスキー条件として絶好である。午前中舞っていた粉雪も止んだ。雪面の凸凹も良く見えスノーパウダーのなかを快調に飛ばすことができる。ゲレンデには迷彩服をまとった自衛隊員の雪上訓練を兼ねたスキー教室が5人編成で何組みも見受けられた。その他には家族連れのグループ、スキー教室のグループに時々会う。14時半までスキーを楽しんだあとスキーセンターに戻りレンタル用品を返却しホテルに戻った。ホテルには湧出量抜群の掛け流し天然温泉露天風呂が待っていた。露天風呂で疲れを癒し、湯上りの後のビールが美味しい。3月上旬には再度「ぬかびら源泉郷スキー場」だけに絞った4日間コースで遊びに行こうと思っている。