走った後は「長命泉」で一杯

 

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4人でゆっくり完走

 

11月2日に恒例の『2008成田POP市民マラソン』に参加した。今年の参加者は例年に比べて大幅に増加したようだ。特にハーフマラソンの参加者が多い。これは来年3月下旬に開催される『東京シティマラソン2009』の準備として走り易い平らなコースである成田マラソンを走るランナーが多いからと思われる。私も『東京シティマラソン2009』にエントリーしている。今回の応募者は26万人にのぼり15人に2人の当選確率であると事務局よりメール連絡がきた。とにかく『東京シティマラソン』はお祭りマラソンである。

 さて今回の『2008成田POP市民マラソン』を一緒に走ったのは、群馬から参加した義理の弟の実と甥の拓也、私と同じ大手町の職場の河野、そして私の4人であった。群馬からの3人はマラソン応援と走り終わった後の『川豊屋』でのうなぎが目当てで毎年やってきている。いつも走っている甥の一騎は結婚式出席のため神戸に出かけ、変わりに拓也が走った。

 今年も晴れ上がった秋空のもと気持ちよく走れた。10kmを60分ペースで走る健康マラソンを目指した。タイムキーパーは拓也であり、1km毎に表示されている距離表示を通過するごとにスタートからの時間を伝えていく。スピードとスタミナの関係で実がスタート時から先行し、残りの3人は最後尾からスタートするのはいつものことであった。1km=6分のペースは乱れることなく進んだ。8.5km辺りで予定通り先行していた実と合流し、そのままゴールの成田市立陸上競技場まで並走し、今回は年齢順に、私、実、河野、拓也の順番でゴールのアーチをくぐった。10kmのタイムは58分30秒で60分の目標にほぼ等しいものであった。

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『川豊屋』は大賑わい


 成田POPマラソンへの参加は10kmマラソンを走ることは勿論だが、次の楽しみは新勝寺門前町のそぞろ歩きと『川豊屋』のうなぎである。応援の妹と妻が場所取りのために先行した。私たちはテント内で着替えを済ませて20分後に出発した。途中のJR成田駅で席確保の確認電話を入れると物凄いお客の数で、まだ予約中の列に並んでいる状態とのことであった。実際に『川豊屋』に到着すると一階は全ての席がお客で埋まっており、二階も階段まで席待ち列が続いていた。このような混雑ぶりは今までなかった。今年の成田マラソンは3連休の中日にあたるので観光客がそれだけ大勢繰り出した結果だと思う。ビックリである。幸いにも私たちの6席は順番が取れて二階座敷奥の窓際の席が確保され先発隊により既にうなぎの注文は終わっていた。

 10kmマラソンを走り終わったばかりなのでビール5本は喉で味わい、うなぎの白焼き、蒲焼き、鯉こく、骨せんべい、お新香、を味わいながら日本酒10本をゆっくりと腹に収めた。「長命泉」という成田の地酒があったので今回初めて頼んでみた。抵抗なく飲める水のような感じの酒だった。帰りに蔵元により量り売りの「長命泉」を買って帰り自宅で飲んだ。こちらはふくよかな樽の味がして気持ちのいい酒だった。来年も走った後に蔵元から「長命泉」を買って帰ろうと思う。

 

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