アクションスターのメジロ

カンザクラの蜜を吸うメジロ
3月9日 月曜日 曇りのち晴れ
千本桜公園のカンザクラが満開となっていたので、花の蜜を吸いに来るヒヨドリやメジロの撮影に出かけた。午前中は曇り空で肌寒かったのだが、11時を過ぎると青空が広がり、陽が差しだしたので出かけることにしたのだった。

カンザクラが満開だった
千本桜公園にはカンザクラが7本集まって植えられている場所があり、その場所に着いたのは12時30分だった。カンザクラの木の根元にブルーシートを広げ、花見をしながら野鳥たちがやってくるのを待つことにした。

暴れん坊のヒヨドリがやってきた
10分ほど待機していると最初にやってきたのは、けたたましく鳴く2羽のヒヨドリだった。暴れん坊のヒヨドリは自分より小さな鳥に対してはエゴ丸出しで追い払うが、自分と同じヒヨドリに対しても度々喧嘩を売って追い出そうとする。

ヒヨドリは喧嘩ばかりしている
花はいっぱい咲いているのだから、仲良くしながら蜜を吸えばいいと思うのだが、ヒヨドリの世界はそうでもないらしく、後からやって来た仲間を追い払いながら蜜を吸っている。ヒヨドリは大きな身体をしているが、想ったよりも身軽で枝に宙吊りになりながらも嘴が花心に入るように首を曲げながら蜜を吸っている。サクラの花は上向きで咲かずに下向きで咲くので、蜜を吸う場合はどうしても宙づりになりながらの体勢となってしまうのだ。

メジロは実にせわしい
次に現れたのは20羽ほどのメジロの集団だった。枝のあちこちで蜜を吸っているので、どの個体に焦点を当てるのか戸惑うこともある。メジロもヒヨドリと同じように枝を掴んで宙づりになって花心に嘴を差し込んで蜜を吸っている。チィチィ鳴きながら蜜を吸いつつ花から花へとせわしなく移っていった。鳴き声でお互いの意思を取り合っているのだが、集団のなかにリーダーのようなものがいるらしく、カンザクラの木から1羽が別の方向に飛び出すと、次々に鳴き声と共に去っていった。

シジュウカラも蜜を吸っていた
次にやってきたのは2羽のシジュウカラだった。シジュウカラは花房の元の若い芽を食べているようだった。最初は花の蜜を吸うことなく緑の萼の部分をほじくるように食べていたが、観察していると花房の元を嘴で折って嘴にくわえ、そこから蜜を吸っていた。このようなシジュウカラの姿を見るのは初めてだった。

ムクドリは草の実や虫を探していた
次に現れたのは黄色い脚と黄色い嘴、ほっぺが白いムクドリだった。ムクドリは花の蜜を吸うのではなく、地面に落ちた草の実や虫を探し出して食べているようだった。私が座っている場所から1mほどの近さにやってきたものもいた。ムクドリは人慣れしている。

スズメも草の実や虫を探していた
次に現れたのはスズメである。スズメも地面に落ちている草の実や虫を探して食べているようだった。スズメはソメイヨシノが咲くと嘴が短く太いために、花の正面から花心に嘴を差し込んで蜜を吸うことができず、ソメイヨシノの萼の付け根から食いちぎり、そこから蜜を吸うのである。あと半月もすればスズメが蜜を吸う姿が見えるだろう。

波状攻撃のようにメジロはやってきた
メジロは20羽ほどの集団で花の蜜を吸いにくるのだが、5分ほど蜜を吸うと一斉に20mほど離れたカシやクスノキのなかに飛び去ってしまう。しばらくすると再び集団でやってきて蜜を吸い、5分ほどで引き上げていく。何故そのような行動を繰り返すのか分からないが、まるで波状攻撃のようにそれを繰り返すのである。

蜜を吸うヒヨドリ
野鳥の観察と撮影を始めて2時間経ったので観察と撮影を終えた。今日の撮影はシャッタースピード3200分の1秒、ISO2000だった。