第54回幕張文化祭

 

額縁に入っている絵画

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アンナプルナの月(ネパール)

 

 

10月15日16日の両日、幕張公民館において『第54回幕張文化祭』が開催された。私たちの幕張水墨画同好会は13点の作品を展示した。私の作品は2点だった。「アンナプルナの月(ネパール)」と「遥かなるシシャパンマ(チベット)」とを墨彩画に仕上げて展示した。墨彩画の場合は1度墨絵を書き上げてから着色するという工程を取るので、手間としては2倍かかる。人によっては墨絵を描かないで直接色を入れる場合もあるので、作者それぞれの好みによって違ってくる。

 

額縁に入っている絵画

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遥かなるシシャパンマ(チベット)

 

3年前に幕張水墨画同好会を長年にわたって指導していた林薫先生が、94歳という高齢のために指導を辞退し、コロナ禍と会員の高齢化ということもあって会員数は減少し、今回は6名の会員による作品展示だった。

 

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脇田さんの作品「侘助」

 

以前、幕張北4丁目自治会の役員を一緒にやっていた脇田さんが、水彩画の作品を展示しているというので描かれた作品を見ると、ハガキの大きさの小さな絵を描かれていた。その絵は実に密に書かれているのでびっくりした。脇田さんが細密画を書くとは思いもよらなかったので、人は見かけによらないものである。

 

カレンダー

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はがき絵サークルの作品

 

書道サークルやはがき絵サークルも見てみた。それぞれが自分の思った通りに自由に描いているところがいいと思った。

 

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水墨画同好会展示コーナー

 

私は15日の会場説明員として水墨画同好会コーナーにいたが、結構見学者が多いのには驚いた。絵に関しての説明をすると、描きかたの質問が次々に出てきた。逐一説明すると、頭をコクリコクリと頷き、納得したようだった。

 

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水墨画同好会展示コーナー

 

展示されている絵を一枚一枚丁寧に見ている若い人がいたので話しかけてみると、絵のことについて色々質問してきた。説明が終わった後に若者について聞いてみると、千葉大学生でよさこいソーラン踊りを講堂で発表するグループに参加しているという。会員は150人ほどいるが、そのうち今日は34人がよさこいソーラン踊りをするとのことだった。14時35分の最終出演とのことなので見ることを約束した。

 

ちばYOSAKOIソーラングループ

 

水墨画が展示されている部屋の隣の講堂ではグループの発表会が行われており、コロナ禍ということもあって見学者の椅子は60席に限定されており、カード番号を渡されてその席に着くように指定されていた。時間が来たので約束通り講堂に入った。グループ紹介では毎年6月に札幌で開催される『YOSAKOIソーラン祭り』に参加しており、今年は196の参加グループの審査結果で、最終日のファイナルに登場する10グループ内に選ばれたという。最近の10年は毎回ファイナルグループに選ばれ続けているという。そのようなグループが千葉市にあるということを初めて知ったのだった。

 

会議室に集まる人々

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ちばYOSAKOIソーラングループ

 

舞台が狭いので舞台に上がるのは20人ほどのメンバーで、左右で旗を持っているのが4人、あとのメンバーは私服で会場の立ち見席にいた。いよいよソーラン踊りが始まると、音楽に合わせて激しい踊りを繰り返した。一度踊りが終わるとアンコールの声がかかり、再度ソーラン踊りが始まった。客席の後ろにいた私服のメンバーも音楽に合わせて一緒に踊り出したので、会場内は音楽と踊りで異常に盛り上がったのだった。

 

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