千葉県警察年頭視閲に行ってみた
北側観覧席から観た巡閲風景
1月16日・水曜日に幕張メッセ・イベント会場において『平成25年 千葉県警察年頭視閲式』が開催されたので、幕張北4丁目自治会のひとりとして出席した。私は警察年頭視閲式に初めて出席した。招待者としての出席だったので、自治会長宅に集合し3台の車に分乗しメッセに向かった。入り口で手持ち品の検査を受け、招待者だったために北側(正面側)の観覧席に誘導された。
式典開始に先立ち、25分間のオープニングイベントが行われた。内容は警察音楽隊による演奏、女子警察官のカラーガード隊によるドリル演技、成田国際空港警備隊による大楯訓練、交通機動隊による白バイドリル走行などのデモンストレーションであった。イベントの度に披露しているのであろうか、見事にシンクロナイズされた演技だった。
警察音楽隊による演奏とカラーガード隊によるドリル
年頭視閲式は10時45分〜11時45分までの1時間であったが、式典に参加した部隊は千葉県警察傘下の13部隊で次のような様々な部隊であった。警察儀仗隊、機動隊、成田国際空港警備隊、女性特別機動隊、警察学校、警察通信隊、警察犬部隊、交通機動隊、自動車警邏隊、広報県民課、という部門の代表者で総勢424名、警察犬12頭、車両52台というもので、警察の中にも随分いろいろな部隊があるものだと改めて感じた。更に特別参加として、千葉市、佐倉市、習志野市、市川市、四街道市の市民が展開している青色防犯パトロール隊が登場した。これらの部隊が入場口から順次入場し全てが整列したあと「君が代」が斉唱され視閲が申告された。
式典の中では、千葉県警察本部長、公安委員会委員長、県知事、県議会議長がそれぞれ挨拶したが、内容は警察官の立場としては、千葉県民にとって安心安全な治安維持に万全を期すことであり、県民の立場としては、安定した県民生活の確保に努力してくれている警察官に対する感謝の気持ちを述べたものであった。警察犬が12頭参加していたが、式典中も担当警察官の脇に静かに座り式典終了までワンとも吠えずに待機していた姿は立派であった。それに引き換え、寒さのため体調を崩されたのであろうか女性警察官の中で気持ちが悪くなったのであろうかうずくまってしまった人がいた。
幕張北4丁目自治会は毎週2回の防犯パトロールを行い、毎月3回の青色パトロールカーによる巡回、更に毎月2回千葉西警察署員と合同防犯パトロールを実施し、住民自らの安心安全町づくりの体制づくりに取り組んでいるが、合同防犯パトロールに出動してくる千葉西警察署員の方も移動交番班としてイベントふれあい広場で体験乗車や写真撮影に対応していた。幕張地区にも2日前に降った大雪がそのまま残っており、底冷えするなかでの街頭デモンストレーションは厳しかっただろうと思った。