久しぶりにカワセミに出会った

カワセミのオスに出会った
12月7日
日曜日 晴れ
快晴のもとで花見川沿いを花島公園までバードウォッチングに出かけた。初秋になると木々は葉を落とし、野鳥たちの姿がよく見えるようになるので、バードウォッチングには絶好の季節となってきた。最近は冷え込む日が多く、昨日は家庭菜園に貯めてある水が凍り、暖かな幕張でも氷点下になったことを知らせてくれた。真冬並みに気温が下がっているので、自宅を出る時は両手袋にネックウォーマー、コートの下には薄手のフェザーダウンを着込んだ。

千本桜公園のサクラも葉を落とした
全く風が止まっていたので花見川の川面にも波がたっていなかった。魚がジャンプした時にのみ同心円の波紋が広がっていくだけだった。千本桜公園のサクラは紅葉を終えて葉を落としていた。葉が落ちたなかでもジュウガツザクラが小さな花を咲かせていた。

深紅色に熟したハナミズキの実がなっていた
千本桜公園に楕円形で深紅色に熟したハナミズキの実がなっていた。近くでヒヨドリがかまびすしく騒いでいるので、この実を食べに来たのだろう。私も一粒口のなかに入れて噛んでみると、ものすごく渋い味がした。人間には食べられない実だった。ヒヨドリがあまりにも鳴き叫ぶので、その場を離れた。

ジュウガツザクラの小さな花が咲いていた
風もなく穏やかな日差しを浴びているうちに身体が熱くなり、手袋とネックウォーマーは外しコートとダウンの前を開いて歩いていた。今日は日曜日なのでたくさんの釣り人が花見川岸から糸を垂れている。サイクリングロードでは自転車はもちろんのことランナーの数が多い。花見川沿いはいつもより賑やかなために出会う野鳥の数は少ない。

冬鳥のジョウビタキのメスに出会った
ヒッヒッヒッという鳴き声と共に尾羽を上下に振る褐色の鳥がいた。ジョウビタキだ。この冬で3度目の出会いだった。1度目は家庭菜園で、2度目は自宅のベランダで、そして今回が3度目の出会いだった。ヒタキ科の野鳥は美しい鳥である。今回はメスだった。ジョウビタキは冬鳥として日本に渡ってきて、オスとメスはそれぞれが単独で行動しながら縄張りを持っている。これからは、このあたりを歩くたびに姿を探してみよう。

カワセミのオスが棒杭で休んでいた
カワセミが川下から川上に向って川面から50cmほど上を一直線に飛んで行った。矢のような速さである。今日は久しぶりにカワセミの写真が撮れるかもしれないと想いながら歩いていくと、出会ってから500mほど上流の亥鼻橋手前で棒杭に止まっているカワセミのオスを見つけた。やはり出会うことができた。

カラスウリが朱色に輝いていた
カラスウリの葉は、とうの昔に枯れてしぼんでしまったが、その実は朱色に輝きながら蔓にぶら下がっていた。野鳥もカラスウリの実は食べないので翌年の春まで残っている。セイヨウアサガオの桃紫色の花も寒さでしおれていたが、純白のカタバミの花は元気に咲いていた。

獲物を捕らえたモズのメス
モズには3か所で出会った。2か所目で出会ったモズのメスが上下に尾を揺らしながら地面を見下ろしていた。獲物を探しているのだろう、と想うまもなく地面に飛び降りるとすぐに戻ってきた。モズの嘴にはハチのような昆虫が咥えられていた。見事なモズの狩りだった。

シジュウカラが水浴びを始めた
自宅と花島公園の中間に神場公園があるので休憩を兼ねて寄ってみた。池のほとりにベンチがあるので休んでいると、最初に現れたのはシジュウカラだった。シジュウカラは暴れん坊のヒヨドリに追い散らかされてしまったが、次にやってきたのもシジュウカラだった。今度は水浴びを始めた。

ジョウビタキも水浴びを始めた
シジュウカラの隣にジョウビタキがやってきた。ジョウビタキも水浴びを始めた。翼は野鳥にとって生命線であるので、常に翼を清潔に保つことが必要となっている。

コサギが釣り人の脇に佇んでいた
14時に花島公園に着いた。花見川に釣り糸を垂れている人が5人おり、釣り人のそばにコサギがいた。釣り人は小さな魚が釣れると川にリリースするか、近くにサギがいるとサギに餌として与えるので、コサギはそれを待っているようだった。

ビワの白い花が咲き出した
芝生広場のバードウォッチング場所に向かうと先客が2名いた。1時間ほど待機することにした。ビワの木に白い花が咲き出し、サザンカは薄紅色の花を開いていた。森のなかからはヒヨドリの甲高い鳴き声が聞こえてきていた。

最初に姿を現したのはメジロだった
水場に最初に姿を現したのはメジロだった。隣のサザンカの木のなかに入ったり出たりしながら周りを窺っているようだった。次にメジロを追い払うように現れたのがキジバトだった。野鳥の世界も身体の大きいもののほうが優勢である。

エナガの群れがウメの木で餌を探していた
親水広場に向かう途中でエナガの群れがウメの木で餌を探しているのに出会った。約15羽の群れを暫く見ていたが、虫を探しあてたエナガはいないようだった。越冬する虫は、枝の割れ目や樹皮の下に潜んでいるのだが、それを見逃さずに探し出す野鳥の技には脱帽である。

色づくカエデ
今日出会った野鳥は、ヒヨドリ、ハシブトガラス、アオジ、ホシハジロ、スズガモ、アオサギ、キンクロハジロ、カワウ、モズ、キジバト、ハシボソガラス、カイツブリ、コガモ、シジュウカラ、ジョウビタキ、カワセミ、バン、ハクセキレイ、オオバン、コサギ、メジロ、エナガ、カルガモの23種類だった。花島公園からはバスで帰ってきたが、今日のバードウォッチングで歩いた距離は10.9km、歩数は16270歩だった。