還暦のお祝い

 

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みんなそろって はいチーズ !(^^)!

 

私の誕生日は昭和31918日です。昨年9月に満60歳になりましたが、当時は保育所所長の仕事が忙しく、還暦のお祝いは今年の3月に定年退職してから行うことが家族会議で決まっていました。今年の5月に侍マラソンのため群馬に帰省したときに家族会議を開き、参加者は群馬、神奈川、千葉、東京と4県にまたがっており、参加者の年齢や住所などを考えて78日の土曜日の昼に行うことが決まりました。

 

宴会会場の決定、料理の決定、宴会の進行等は夫と二人の子どもたちがやってくれました。会場は参加者に群馬の人が多いため、夫が昨年高校のクラス会を卒業50年記念で開いたときに使った安中市磯部の『舌切り雀のお宿 磯部ガーデン』に決めました。この場所なら群馬の参加者にとっては近場です。ホテルとの交渉は夫がやってくれました。当日の料理はホテルから送られてきたパンフレットを見て私と夫で相談して決めました。宴会場には 岩井彰子様 還暦祝い』の横幕を作ってもらうように夫がホテルに依頼しました。カラオケセットも依頼し、お祝いの会の司会進行は娘の愛が行うことになりました。

 

温泉に入浴後の12時からお祝いの会がスタートしました。私は赤いちゃんちゃんこと赤い帽子をかぶり赤い座布団に座りました。夫は写真係とビデオ係の2役でした。愛の司会進行で始まり、最初は久芳さんから乾杯の挨拶でした。乾杯の挨拶の後、久芳さんは夫が私を初めて群馬に連れて行った30数年前の時に好印象だったことを話していました。現在の「イクメン」という言葉がなかった時代に夫が育児や料理をやっていたことなども話していました。

 

宴会は後半に入るとカラオケで賑やかになりました。お義母さんの還暦祝いの歌からスタートしました。参加者は次から次とマイクを持ち歌いだしました。夫はいつものパフォーマンスで快傑ハリマオを歌い、小さな子どもたちを驚かせていました。各家族で歌った歌もそれぞれ良かったと思いました。

 

歌に加えて小さな子どもたちは宴会場を走り回り実に賑やかです。宴会も2時間を過ぎ終わりに近づいたので、息子の大が今まで育ててくれた感謝の言葉を述べ、夫は「世界一の妻」と刻んだクリスタルトロフィーを言葉とともに贈ってくれました。贈られたトロフィーは幕張のマンションの玄関に飾られています。お義母さん、久芳さん、孝江さんからも素敵な贈り物をいただきました。また、カズくん、ユーちゃん、タクちゃんの3兄弟と嫁―ズからは私が生まれた日の新聞と、生まれた60年前のワインを贈られました。みんな、ありがとうございました。私は以下の感謝の言葉を述べましたが、感情が高まってきて言葉を詰まらせながらの挨拶でした。

 

お礼の言葉

 

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今日はお祝いに集まってくれてありがとうございます。

 

私はお陰様で元気に60歳を迎えることができました。

今年3月には、40年勤めた千葉市の保育所を無事に退職しました。

いろいろなことがありましたが、お預かりした子ども達の命を守ることができたことにほっとしています。楽しい思い出もいっぱいです。

 

29歳で淑と結婚し30歳で愛が32歳で大が生まれ、共働きで、忙しい毎日でした。

子育てで大変な時は、私の母やここにいる群馬の皆さんのお世話になりました。お母さんをはじめ、お父さん、孝江さん、久芳さん、実さん、そして都丸3兄弟にとてもよくしてもらいました。康子さん、けいこさん、おまけのおばちゃんたちも優しくしてもらいました。本当にありがとうございました。感謝しています。なによりも夫の淑がとても協力的でした。ありがとう。

 

お陰様で子ども達の愛と大は、みなさんのやさしさに包まれて大きくなり、頑張りやで優しく育ちました。淑や二人の元気な姿は私の元気の源です。

 

縁あって今は、千葉市役所嘱託職員として、小規模保育所や家庭的保育の巡回指導員をしています。小さい保育所をまわって、今までの経験を生かし若い保育者にアドバイスをしています。勤務は週4日になり月木は3時、火水は5時までです。金曜日から3日間は連休で時間に余裕もできました。精神的負担はだいぶ軽くなり、今までのハイテンポの生活リズムから普通のリズムになってきました。

 

体にいいことをやりたいなと思います。行きたところにも出かけていきたいと思います。また機会あるごとに群馬の皆さんと美味しいお酒が飲めることがとても楽しみです。

 

これからもよろしく願いします。

 

平成2978日   岩井彰子

 

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最後に宴会場に掲げていただいた『 岩井彰子様 還暦祝い』の横幕の前に参加者全員が集合し仲居さんにシャッターをお願いし記念撮影しました。家族が一堂に集まった祝宴は賑やかで楽しいものでした。これからも私たちの家庭はもちろんですが、お互いに笑顔のある生活を送っていきたいと思っています。みなさん、ありがとうございました。

 

 

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還暦祝いのサプライズ家族写真

 

 群馬での還暦祝いの会に先立ち、娘の愛と息子の大が上野のフォトスタジオで還暦祝いのサプライズ写真撮影のプレゼントをしてくれました。嬉しかったと同時にビックリでした。当日、娘の愛に久しぶりの休みが取れて家族4人で上野の役肉店で食事ができることになりました。食事が終わったあと、愛から携帯電話の電源を買うと言われて後についていくと行先はフォトスタジオでした。

 

 最初はなぜフォトスタジオに入っていくのか全くわからなかったのですが、二人の子どもが還暦祝いの写真をプレゼントしてくれたことが分かり、嬉しいと同時に言葉では表せない感激でした。夫も知らなかったようで相変わらず昼食時にお酒を飲んでいましたから二人でビックリです。

 

 写真撮影の前に二人の係員によって髪型の仕上げとウエディングドレスの着付けです。還暦祝いの赤のドレスを着たかったのですが、サイズが合わなかったので白にしました。結婚式のときはピンクのドレスだったので、白でもいいかなと思いました。夫も白のスーツ姿でした。いろいろなポーズで100枚写真を撮ってもらいましたが、最初から最後まで笑い通しで、とても嬉しかったです。こんなプレゼントを子どもたちからもらえるとは夢にも思っていませんでした。ありがとう。

 

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これからも笑顔でなかよく

 

夫は私たちが結婚した時に作った結婚記念誌『絆』と同様に、和紙の表紙による「絆 別冊」として、私の60歳までを振り返った『岩井彰子 還暦写真集』を作ってくれました。中身を見ましたが、よくこれだけの写真を集めたなぁと感心しました。写真集は各家族に1部ずつ配られました。

 

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