自治会バス旅行で川越へ
時の鐘は改修工事中だった
10月30日に計画された幕張北4丁目自治会のバス旅行参加者募集の自治会広報が回覧されてきた。私のスケジュールを確認すると空いていた。妻は既にスケジュールが入っていたので、私のみの参加となった。会費は1500円である。自治会のバス旅行は、毎年秋の行楽シーズンに関東地方の観光地を選んで実施するもので観光バス2台による日帰り旅行である。
今年の行先は3ヶ所あった。第1は埼玉県行田市の「さきたま古墳群」散策、第2は埼玉県川越市の蔵の街散策、第3は羽田空港国際線ターミナル見学というものだった。私は3ヶ所とも既に訪れたことはあるが、町内の方たちとの顔つなぎという意味合いもあるので参加したのである。
1ヶ所目の「さきたま古墳群」散策にはボランティア説明員が付いて、一つひとつの古墳について説明してくれた。しかし参加者は約70名おり特に高齢者が多く、歩く速度もばらばらだった。説明員は一人だったため先頭集団は説明を聞くことができたが、他は自由に散策するというものだった。私は2度目の見学だったので概要は既に知っていたので、のんびり散策をしてバスに戻った。
2ヶ所目の「川越蔵の街」散策も2度目だった。以前、妻と散策に来て観光案内所からいただいたガイドブックを片手にいろいろな場所を散策したことが思い出された。今回は食事時間を含めて2時間というものだったので、秋蕎麦の美味いところで1杯やったあと、ほろ酔い気分での街中散策となった。日曜日とあって街中は凄い人出だった。列を作っているお土産屋もあった。私は妻に刺繍の入った靴下を買った。ウインドーショッピングをしながら次に寄ったのは川越といえば芋菓子が名物なので、芋を材料にしたお菓子屋「くらづくり本舗」だった。そこで饅頭を買った。次に自分へのお土産は当然のこと日本酒の地酒を買った。ぶらぶら歩いていると自由時間の2時間は、あっという間に終わってしまった。
妻に「くらづくり本舗」で芋菓子のお土産を買った
3ヶ所目の「羽田空港国際線ターミナル」は5日前の25日に北京から帰国した場所だった。今回は屋上に出て航空機の発着する姿を見ることができた。1分間に1機くらいの頻度で着陸が行われているので、文字通り飛行機が数珠つなぎで降りてくるのが眺められ感動的であった。お土産屋で和歌山県の甘いお菓子を買った。
行きのバスの中ではビンゴゲームが行われ、私は景品に手袋が当たった。勿論、ビールを飲みながらのゲームであった。帰りのバスでは日本酒が出てきた。最近の参加者は、ビールは飲むが日本酒を飲まないので私と隣の竹俣さんが飲むだけだった。バスを降りるとき全く封を切っていない4合瓶があった。自治会役員が、持っていきなよ、とプレゼントしてくれた。どこの旅行会社が企画した日帰り旅行でも今回のコースを回ると7000円位はするだろうと思われるが、自治会のバス旅行は毎回1500円である。他は自治会の年間予算から支出しているのだが、会費が安いのはバス旅行が自治会員の相互親睦を目的にしているためである。来年もスケジュールが合えば参加しようと思っている。