ダイヤモンドダスト舞うホワイトワールド
お祭り広場に集まる仲間たち
ホワイトワールド「尾瀬岩鞍スキー場」に2泊3日の予定で遊びに行きました。日本海からの雪雲が新潟群馬県境の山に当たり新潟県側に湿った雪を、群馬県側には軽い雪を降らせます。その爽やかな雪の積もる尾瀬岩鞍スキー場は、群馬県で冬季国体が開催されるたびに雪質と傾斜の良さでスキー会場となっています。今回のスキーツアー参加者は13名と賑やかでした。
朝食を済ませるとペンションのバスでゲレンデへ送ってもらい朝一番のゴンドラで山頂に向かいます。足慣らしのミルキーウェイを滑り降り、再びゴンドラに乗車し山頂から女子国体コースを滑り降ります。ここからチャンピオンコースへ向かい、2本滑ったあとに西山に転戦します。西山ゲレンデは風が強いのですが雪は締まりとても気持ちよく滑れます。ここを3本滑ってリフトを乗り継ぎ再びゴンドラ山頂駅に戻り、一気に男子国体コースを滑り降りるのですが、全長1800m最大斜度29度の男子滑降コースをノンストップで滑り降りる爽快感は体感した者でないと分かりません。スキーのエッジがシャリシャリシャリと雪面を削って雪が舞う中を下へ下へと落ちていく感覚です。男子国体コースを滑り降り休憩所のお祭り広場に向かうとスタートから約2時間です。これをノンストップで午前中に1回、午後に1回のペース配分で楽しみます。
快晴のホワイトワールド
2日目の朝でした。ゴンドラ山頂駅に降り立ち、女子国体コースに滑り出そうとした矢先、曇り空から舞い落ちる粉雪に雲間から差し込む日の光が当たりダイヤモンドダストが現れました。突然のことでしたがキラキラと輝き、ゆっくり舞い降りる光の粒が美しかったです。
3日目も2時間でゲレンデの殆どのコースを滑り終わり、ゲレンデ中央に位置する「お祭り広場」に陣取り、野沢菜の炒め物や大根の酢漬けをツマミに暖かな陽に照らされながら大ジョッキでビールを飲むと最高の気分にしてくれます。先月末に出かけた石打丸山スキー場では吹雪に中の滑降でしたが、今回は最終日の3日目のみ雲ひとつなく晴れ上がり最高のコンディションでした。