美味しかったイチゴ
イチゴは食べ放題
家族3人でイチゴ狩りに出かけた。最初に向かったのは自宅から車で20分ほどの「みはる野いちご園」だった。いちご園に到着して受付に行くと、受付のおじさんは「現在、イチゴの数が少なくて全て予約制になっています」とのこと。ビニールハウスの中では一組の家族がイチゴ狩りを楽しんでいた。「私たちは3人なので入れませんか?」と尋ねたが、「無理です」とつれない返事だった。事前確認をしなかったのは、こちらのミスなので仕方がなかった。気分を変えて、この近くのイチゴ園をネット検索すると、船橋市二和東にある田中園が見つかった。こんどは電話でイチゴ狩りができるかどうかを確認してから田中園に向かった。
いちご、梨、ぶどうの「田中園」
みはる野いちご園から田中園までは約20kmだった。車で1時間弱の距離だったが、道路工事の渋滞などで田中園に着いたのは11時30分だった。田中園は季節ごとに、イチゴ狩り、ナシ狩り、ブドウ狩りを行っていた。イチゴ狩りの入園料金は6歳以上で2400円だった。男性係員の説明によると、例年だと1月10日前後にイチゴ狩りを開園するのだが、今年は寒かったので1月20日から始まり、5月まで行っているとのことだった。
イチゴは甘かった
係員の案内でイチゴが栽培されているビニールハウスに案内された。ビニールハウスが3棟つながっており、1棟の長さは50m程だった。1棟の中はイチゴの種類ごとに、紅ほっぺ、かおりの、もういっこ、おいCベリー、恋みのりの5種類の柵が作られており、赤いイチゴが垂れ下がっていた。ビニールハウスの中は重油を燃やす暖房が入っており、扇風機で室内の空気をかき回しているので、「ハウス内には薄着で入ってください」と事前にいわれていた通りの高い温度だった。
久しぶりのイチゴ狩りだった
係員からイチゴの採りかたを説明された後に、食べたイチゴのヘタを入れる直径10cmほどの皿を受取り、30分間のいちご狩りが始まった。5種類のイチゴはそれぞれの味が甘いものや酸味があるものなど微妙に違っていた。大きいものは5cmもあり、イチゴが食べ放題なので、赤く熟したものを手当たり次第に食べていった。ハウス内は私たち3人だけだった。
ハウス内のイチゴ棚
夫は食べだしてから30分にならないうちに、「もういいや」と言いながらハウスから出ていった。息子も「お腹がパンクするほど食べた」と言ってハウスから出ていった。私は最後になったが、もうひとつ、もうひとつ、と想いながら目がイチゴを欲していた。3人ともに充分にイチゴをいただいたので、事務所に皿を返してお礼を述べ自宅に向かったのだった。家族でイチゴ狩り出かけたのは久しぶりだった。私は美味しいイチゴを満腹まで食べられて満足満足だった。