広〜い展望風呂でゆったりリラックス

結婚20周年記念・初夏の北海道旅行(1)

 

定山渓温泉・河童家族の願掛手湯

 

子どもたちも手がかからなくなったので結婚20周年記念として新婚旅行で訪れた北海道に夫婦2人で出かけようということになりました。日程は20年前に船橋市役所に結婚届を出した6月8日前後ということになり、6月9日〜11日の2泊3日に決定しました。

訪れる場所は夫が次のように計画しました。

6月 9日 札幌定山渓温泉と温泉街散策

夕食は「すすきの」
6月10日 旭山動物園見学

旭山動物園は私の希望でした。

夕食は「札幌キリンビール園」
      サッポロビール園は2年前に訪れたので今回はキリンビール園本館です。      
6月11日 小樽、札幌散策と「第15回YOSAKOIソーラン祭り」
      小樽も2年前に訪れましたが今回は美味しいお寿司が目当てです。 
      ソーランは2年前にも見物しましたが、今回は5日間連続の「第15回YOSAKOIソーラン祭り」です。

楽しみな2泊3日でした。

6月9日
羽田発7時のJALでしたので幕張の家を出たのは4時20分でした。飛行機の中の1時間20分は寝ていました。
新千歳空港から札幌に出て定鉄バスに1時間ほど揺られて札幌の奥座敷と言われている定山渓温泉に向かいました。

定山渓温泉で一番大きいビューホテル本館で受付を済ませ、新館16階のパノラマ風呂に入りました。金曜日なので入浴客は私一人です。全くの貸しきり状態でしたから周りの若葉を眺めながら歌を歌いながら思いっきり身体を伸ばしました。ビューホテルというだけあって豊平川の流れを見下ろす景色は新緑の中にとても綺麗でした。温泉は透明な温泉で柔らかく身体を包んでくれてとても気持ちよく入ることが出来ました。

1時間ほどユックリ温泉を楽しんだあとシャンデリアが輝くレストランで食べたお昼ごはんも美味しかったです。夫は相変わらずビールを飲んでいました。食事後は定山渓温泉場を散策しました。30分ほどでくるりと一周できます。岩戸観音という洞窟の中に33の観音様が祀られている珍しいところにもお参りしました。白衣観音は全国各地で見受けられますが、そのほかにさまざまな観音様がいるのだなぁと感心しました。拝観料の500円は入り口の無人の拝観箱に入れました。散策を続けていると、この温泉を世に広めた「定山和尚」の略歴や温泉発見の経緯が湯元といわれるところに建てられていました。なるほど、なるほど、と思いながら定山渓温泉の由来を教えてもらいました。また、定山渓温泉には河童のマスコットがたくさん置かれています。河童大王もいます。その前で写真を撮って札幌にも戻りました。

小雨の中で踊る若者たち

 

札幌駅前広場の横に建っているロイヤルセンチュリーホテルにチェックインしました。フロントの対応もテキパキしておりシンプルな清潔感が感じられるホテルです。このホテルに2連泊です。パンフレットで札幌駅とすすきの駅の位置関係を確かめ小雨の中を徒歩でネオン華やかな「すすきの」に向かいました。「すすきの」は言わずと知れた札幌一の夜の繁華街です。途中の大通り公園で大音響が鳴り響いていましたから「YOSAKOIソーラン祭り」を覗いてみました。小雨の降る中で若者たちが旗を振り衣装をなびかせて踊りまくっています。その光景がパノラマ大画面に綺麗に映し出されています。統制の取れた衣装の鮮やかなグループもいますし、ハチャメチャな踊りをコミカルに踊るグループもあり、それぞれのグループの個性が感じられました。

 

30分ほど見物していると肌寒くなってきましたので「すすきの」に向かいました。途中、「狸小路3会場」でも賑やかな声が聞こえてきましたから思わず覗いてみました。すごい迫力で踊っています。小雨の中で傘をさしながら震えながら見ている観客とは違い若者たちはエネルギッシュに踊っています。お腹にビンビン響く大音響と激しい若者の踊りが見ながら、晴れていたらどんなにか素晴らしいことでしょう。踊っている若者たちがかわいそうになりました。今年の「YOSAKOIソーラン祭り」は31ヶ所の会場で連日開かれているそうです。

 

北海道といえばやはり新鮮な魚介類とビールです。お店は「海と大地の味便り/春の花・秋の灯火」という『春花秋灯』に決めました。地下鉄南北線すすきの駅からすぐそばの素敵なお店でした。落ち着いた雰囲気のカウンターで板前さんの包丁さばきを見ているとさすがと思いました。無駄のない動きでテキパキとオーダーを処理していきます。次々に調理され出来上がっていく料理を見るのもいいものです。私たちも美味しそうなものをメニューから探して注文しました。調理されて出されたものはどれも材料が新鮮なのでとっても美味しかったです。千葉や東京で食べるのとは一味も二味も違う感じでした。

戻る