春、らんまん

 

カルガモが田んぼの畔で巣作りの準備をしていた

 

4月11日 木曜日 晴れ 

10時に快晴のもと花見川沿いを花島公園までのバードウォッチングに出かけた。桜が咲く季節は若葉が萌えだす季節でもある。ツバメが気持ちよさそうに空を舞っていた。今年初めてツバメの姿を見たのは4月1日の幕張駅だった。カルガモが田んぼの畔を歩いていた。カルガモが畔を歩くのは、子育てする巣の場所を探して営巣し、産卵・抱卵するときのみである。2年前は子育て中に雛が何らかの事故で全滅したのだが、果たして今年の子育てはうまくいくだろうか。

 

草の上にいる鳥

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鶏小屋から逃げ出して自由を得たか?

 

花見川の土手には明るい青紫のアヤメや濃いピンクのカタバミの花が見られる。鶏小屋から逃げ出した1羽の茶色のニワトリがいた。自由を得たのか? 足で地面を掻きながら餌を探していた。私が近づいても全く動せずに、一心不乱に餌を探していた。

 

雪が積もった木

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1km続く坊辺田の桜トンネル

 

坊辺田の1kmほどの桜並木が満開を過ぎて散り出していた。平日ながらもたくさんの人が散る花びらのトンネルを歩いていた。周りからはウグイスの鳴き声が絶え間なく届いていた。1か月前には聴こえなかったウグイスの声である。明るくやわらかな春となり、いよいよ恋の季節がやってきたのだ。

 

紫の花が咲いている

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ダイコンソウが咲いていた

 

自宅を出る時は青空が広がっていたが、にわかに雲が広がりだし、すっかり曇り空となってしまった。おまけに気温が低いので寒さを感じるようになった。家を出て2時間後に花島公園との中間点の神場公園に着いたところで予定を変更し、神場公園で食事をしてUターンすることにした。

 

草の花

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ヤマブキの花も咲いていた

 

ゲートボール広場のテーブルでラーメンを作り、干し柿と柿ピーをつまみに缶ビールを飲みながらお昼ご飯にした。隣のテーブルでは同年代と思われる男性が、地図を広げて難しい顔をしていたので話すことはなかった。30分ほどで食事を終え、芝生広場に行くとソフトボールで遊ぶ人たちがいた。遊具広場の池に浮く花筏を見ながら、池のほとりで1時間ほど野鳥がやってくるのを待っていたが、やってきたのはシジュウカラが2羽のみだった。

 

森の中の花

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カエデの花が咲いた

 

池の周りにはカエデが柔らかい黄緑色の若葉を出し、枝には赤色の花を咲かせている。この花が実を結ぶとプロペラのような形になり、風に乗って飛んでいくのだ。カエデの木の下には一重のヤマブキの花が咲いていた。ヤマブキの花は八重の厚ぼったいものよりも一重の方が爽やかで美しいと思う。

 

川の中にある湖

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1km続く坊辺田の桜トンネル

 

今日出会った野鳥は、ツバメ、カルガモ、ヒヨドリ、ウグイス、ハシブトガラス、スズメ、カワウ、ムクドリ、コガモ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シジュウカラ、オオバン、ドバト、バン、コジュケイ、キジバト、コゲラ、モズ、ツグミ、ホシハジロ、ハシボソガラスの22種類。歩いた距離は10.5km、15710歩だった。

 

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