東京藝術大学大学院を修了しました

 

修了式後に正門前で

 

 東京藝術大学大学院を修了しました。6年間の大学生生活は長いようでもあり、過ぎ去れば短かった気もします。4月からは社会人1年生としてテレビ業界での仕事に就きます。

 

325日、『平成24年度 東京藝術大学 卒業・修了式』は上野校舎の音楽学部校内の奏楽堂で11時から始まりました。式次第は次のようになっていました。

 

開式

奏楽

学位記授与(学部卒業生)

学位記授与(大学院修了生)

修了証書授与(別科生)

卒業・修了買上作品認定書授与

サロン・ド・プランタン賞授与

アカンサス音楽賞授与

大学院アカンサス音楽賞授与

学長式辞

役員等紹介

奏楽

閉式

 

約1時間の式でした。2年前に大学を卒業したときは3月11日に東日本大震災が発生した関係で卒業式は中止になってしまい、今回の修了式が私にとっては東京藝大で初めての体験でした。6年前の大学入学式の時は両親がお祝いに来てくれましたが、今回の大学院修了式にはお母さんは仕事が忙しくて来てもらえませんでしたが、お父さんがお祝いに来てくれました。

 

奏楽堂で行われた式には会場の広さの関係で入場者は卒業・修了者本人のみに限られ、本人以外の家族や友人は体育館と指定された教室に設置されたスクリーンに映し出される映像で式の状況を見守る形となっています。入学式の時と同じでした。

式の中で印象に残ったのは、宮田学長の揮毫と式辞でした。現在使われている「輝」という漢字の部首は「光」で構成されていますが、昔の漢字では「火」となっていた意味について式辞で話したのですが、その式辞に先立ち宮田学長は2m以上の大きな色紙に墨痕鮮やかに「かがやき」という字をしたためました。私は学長の言われた、音楽や美術で日本という国を輝く国にしていこうという卒業生や修了生に向かってのメッセージを強く胸に刻みました。

 

1時間の式を終えたあと美術学部の教室で修了証を受け取ろうと奏楽堂の外に出たところに宮田学長が外に出てきました。私はすぐに学長に駆け寄り写真を一緒に写してもらいました。それを契機に次々に学長との撮影会が始まったのです。宮田学長は普段から実にフランクに私たち学生に話しかけ気楽に話を聞いてくれました。とてもいい人だと思います。さぁ、いよいよ来週からは社会人のスタートです。

 

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