フォト芙蓉峰を観に行く

 

地上のオーロラ

 

 『フォト芙蓉峰 第18回 写真展 富士山の四季』の案内葉書が郵送されてきた。昨年、展示会場の柏市中央公民館美術サロンで開かれた同展に出かけた際に、受付の芳名禄に記入した。その住所に今年の案内葉書が送られたとのことだった。 案内書を読むと、毎年年明けに開かれていた写真展も、会員の高齢化に伴い退会者が多く、毎月の撮影会の実施も参加者の減少で実施が困難になったことをも考慮し、今回の写真展が最後となります、と書かれていた。

 

赤い絨毯

 

 今年の作品は17名が合わせて68点の出品だった。富士山=芙蓉峰を春夏秋冬の四季を通して東西南北あらゆる方向から撮られた作品が並べられていた。全てカメラを趣味とするアマチュアカメラマンの作品である。私の山仲間の石間さんは、「赤富士」「赤い絨毯」「茜雲と雲海」「秋色濃溢」「晩秋」の5点の作品を出品していた。その中で私は相模湾で取れた桜海老を干している作業を捉えた「赤い絨毯」が良いと思った。

 

煌めくダイヤモンド

 

 永井さんの霞ケ浦の水面に映るダイヤモンド富士を捕えた「煌めくダイヤモンド」も素晴らしい作品だと思った。毎年新年の行事として柏市まで足を運んで「フォト芙蓉峰」を見てきたが、今回で最後となり、来年は見られないのかと思うと寂しい限りである。