楽しかった東京ディズニーシー
エントランス
東京ディズニーシーに群馬から久芳さんとおばあちゃんが見学にやってきました。久芳さんもおばあちゃんもディズニーシーに行くのは初めてとのことでした。私の家族は大や愛が中学生のときに1度行ったきりでしたから6年ぶりだと思います。
6月15日の千葉県民の日に合わせて千葉県限定スペシャルパスポートが通常料金の1000円安で売られていましたのでコンビニで4枚買いました。愛は京都・奈良に大学のゼミで2週間出かけていましたし、大は土曜日ですがアルバイト先の『柵柵』で仕事でしたから私たち夫婦と久芳さんとおばあちゃんの4人で出かけました。
心配していた天候も梅雨の中休みで薄日が差し、暑くもなく寒くもない丁度いい日和でした。自宅の幕張から東京ディズニーシーまで車で30分です。ディズニーシーは9時からの入園です。高速道路が空いていたために30分前には改札口に並んで開園を待ちました。並んでいる方たちを見渡すとディズニーランドと違って、若い男性が少なく殆どが若い女性と家族連れでした。ショーやアトラクションの内容がディズニーランドに比べて穏やかで優しいのだろうと思います。
おばあちゃんは坂が多く広いテーマパーク内を歩くのは大変なので車イスを借りて移動することにしました。車イスは1日借りて300円です。夫が押しました。夫は普段から歩くのが早いのですが、混雑する園内なのに車イスを上手くコントロールしながら進んでいきます。私たち手ぶらな者よりもずっと早く進んでいきます。もっとゆっくり押していけばいいのにと思いました。
シンドバットの冒険
今回のディズニーシー見学のインターネットの事前チェックでは、ショーは「マーメイドラグーンシアター」と「レジェンド・オブ・ミシカ」の二つを、アトラクションは「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」、それに3種類の船と電車に乗ることを考えていました。初めてファストパスというものも使ってみましたし、園内スタッフからグリーンカードの使用方法も教えていただきました。両方ともに使ってみるととても便利なことが分かりました。また、久芳さんは、観て回るアトラクションやショーについては全て任せる、と言っていましたが、事前にインターネットで調べたとのことでお勧めのショーやアトラクションの内容を説明しサポートしてくれました。
午前中は園内を半周する「トランジットスチーマーライン号」への乗船と人魚の「マーメイドラグーンシアター」のショーを観ると早めのお昼です。私は午後に夫が乗りたいという「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」のファストパスを予約し戻ってきて、アラビアンコースト内のカスバ・フードコートで3種類のカレーセットを食べました。ゆったりとした雰囲気の広々とした食堂でカレーの味も美味しかったです。
午後はインディ・ジョーンズ・アドベンチャーの前に「シンドバット・ストーリーブック・ヴォヤッジ」というシンドバットの冒険を観ました。このアトラクションはインディ・ジョーンズのファストパスを予約した時におまけに当たったものでラッキーでした。アトラクション自体はボートに乗り、そのコースの両側にディズニーランドのイッツスモールワールドと同じような小さな人形たちがシンドバットの物語に合わせて動いており、音楽に合わせた人形たちの動きが心を和やかにしてくれました。
インディ・ジョーンズのアトラクションはジープでの探検です。上下の揺れはあまり大きくはないのですが横への揺れは厳しいものでした。もうすぐ83歳を迎えるおばあちゃんは過激なアトラクションは大丈夫なのかと心配しましたが、終わったあとはケロッとしていました。どこで撮られたのか全く覚えていませんでしたが、アトラクション内の写真が出口で売られていましたので記念に1枚買いました。夫は家に帰るとすぐにスキャナーでパソコンに取り込み群馬に転送しました。
私が感激したのは「マーメイドラグーンシアター」と「レジェンド・オブ・ミシカ」の二つのショーでした。人魚のショーは天井からの吊り下げも大掛かりなもので音楽に合わせて物語が展開していきます。主人公の人魚は背の高いスラリとした体形の外国人女性のようでした。魚たちの動きもよく研究しているなぁと思いました。レジェンド・オブ・ミシカという水上ショーは車イス観覧席から観ました。こちらのショーも見事でした。水上バイクが色々な動物をかたどった船の周りを勢いよく飛沫をあげて走り回り、船の中央からせりだし煙突のように伸びた塔からディズニーの人気キャラクターが飛び出してショーを繰り広げます。動きもあるので観ていて飽きないショーでした。私たちの前に停まった船からはミニーが降りてきてショーを展開しました。
舟の楽しみとしてゴンドラに乗ろうとしましたが、水上ショーの開演時間との関係で残念ながら今回は諦めました。ゴンドラに乗っていたら娘と出かけたイタリアでの思い出が蘇ってきたかもしれません。ディズニーランドにもディズニーシーも自宅から30分と近いので、一度にあれもこれもと欲張るのではなく、今回はこれ、次回はこれ、というふうに少しずつ雰囲気を楽しみながらゆったり遊ぶのがいいと思いました。ゴンドラは次に来るときは最初に乗ろうと思いました。
午前9時の開園からお土産を買って園をでた午後6時まで9時間ほどディズニーシーで遊んでいましたが、園内7か所のテーマ空間の感じは建物の外観や目に付く看板や文字も日本語ではないし雰囲気がいかにも本物っぽい感じです。「冒険とイマジネーションの海へ」のキャッチフレーズに納得のいく一日でした。おばあちゃんや久芳さんも満足満足の一日だったとのことです。