素晴らしかったダイヤモンド・ヘッド登山

 

12月7日午前はゼッケン番号の受け取り、午後はダイヤモンド・ヘッド登山でした。

 

ゼッケン番号の受け取り場所はハワイコンベンションセンターの1階です。最初は宿泊ホテル脇のアラワイ運河沿いを歩いて行こうと考えていましたが、翌日のマラソン集合場所を確認しながらコンベンションセンターに向かうことにしました。ホテルからワイキキ海岸前のカラカウア大通りに出て目抜き通りを眺めながらロイヤルハワイアンセンターの集合場所まで歩いて15分でした。ハワイアンセンターは広いので集合場所を確認しておくことは重要でした。その後、歩いて10分ほどの距離のコンベンションセンターに向かいました。午前9時からの開場でしたので、扉の前で写真などを撮って会場の扉が開くのを待ちました。

 

ゼッケン番号受取り会場のコンベンションセンター

 

私たちは日本でエントリー手続きを終えていましたが、他の仲間2人は現地エントリーのため、会場の左手に用意されていた登録申請ブースで個人データーを登録して決済を済ませました。現地エントリー料金はフルマラソン部門の場合、現金で支払うと380ドルでしたが、クレジットカードの場合は420ドルでした。ちなみに日本で支払いを済ませた夫の場合は29000円でしたので1ドル=100円で単純換算すると、29000円、38000円、42000円となり、随分違っている印象を受けました。ホノルルマラソンの場合、エントリー料金は場所や時期に関係なく同一金額とし、料金をもっと安くするべきだと思います。過去に夫が2回走った河口湖マラソン(現在は富士山マラソン)は20000円、千葉アクアラインマラソンは13500円でした。

 

 

    マラソンコース表示の前で

 

4人はゼッケン番号の受け取りを済ませると、会場内で記念撮影を済ませた後、トローリーバスに乗ってロイヤルハワイアンセンター3階に新設されたHISのレアレアラウンジに行き、翌日のマラソンゴール後の着替えを預けました。対応された山田さんは私たちのツアー申込時にオプションを含めて親切に対応してくれた女性とのことでした。笑顔の素敵な輝いている美人でした。

 

ダイヤモンド・ヘッド登山料金所

 

いよいよダイヤモンド・ヘッド登山のためトローリーバスに乗って登山口に向かいました。登山口で11ドルの入山料を払ってゆっくり歩き出しました。足元には沢山訪れている人々を全く恐れずにチョウショウバトが餌を探して歩きまわっていました。

 

チョウショウバト

 

ダイヤモンド・ヘッドはレアヒ山という火山の噴火口の外輪山の最高地点で標高は232mです。噴火口内にはカハラトンネルを通って中に入ります。登山道入り口から山頂までの標高差は171m、距離は1.kmとのことでした。下山者との道のゆずりあいを含めて、階段・トンネル・螺旋階段などをゆっくり歩いて40分ほどで山頂に着きました。夫と仲間2人は5年前にも登りましたが、私が初めてのハワイ旅行のため、マラソン前日にダイヤモンド・ヘッド登山を計画してくれたのでした。

 

  

    ダイヤモンド・ヘッド登山口              ダイヤモンド・ヘッド山頂

 

快晴の元での山頂からの眺めは素晴らしいのひとことでした。雨期に入っているハワイですが、5年前のダイヤモンド・ヘッド山頂も快晴だったと夫は言っておりました。海は空の色を反射させてコバルトブルーに輝きを増し、ワイキキのホテル群は白く輝いていました。風はなく穏やかな山頂でした。天候が素晴らしいことも相まって山頂は混んでいました。山頂登頂記念写真を写してから北側のテラスに移動しました。テラスは本来の登山道から外れていましたが、山頂全体がトーチカ跡などのかつての軍事施設ですから、テラスと感じられたのは何らかの建物の屋根のようでした。そこからの眺めも抜群でした。私は両腕を水平に上げタイタニックの映画のような気分でした。

 

タイタニック気分で

 

ダイヤモンド・ヘッド登山を済ませてトローリーバスに乗車し、ロイヤルハワイアンセンターに戻って昼食にしました。夫はココナッツカレーを、私はタピオカジュースとロコモコ丼を頼みました。この後、タピオカジュースを飲んだ私に異変が起きたのです。

 

ココナッツカレー

 

アメリカのカップは日本のカップに比べるとビックサイズです。そのビックサイズのタピオカジュースを喉も乾いていたのと、お腹も空いていたために私は一気飲みしたのです。その上にロコモコ丼を食べてからワイキキ海岸まで歩いたところ、右腹に痛みを感じました。しばらく芝生の木陰で休みました。痛みが少なくなったのでホテルまで戻り、翌日は午前2時半にホテルロビーへ集合のため、早めの20時にはベットに潜り込みました。ベットには横になったものの腹痛は収まらず、夫を夜中に起こし整腸薬のキャベジンをもらいました。そのキャベジンが効いたのか、午前1時半に起床した時は痛みも和らぎ比較的元気になってきて、10kmウォークに参加できることになりました。一時は、10kmウオークを休んで公園でみんなが帰ってくるの待っていようかな、とか弱気になっていて、本当にどうなるかと思いました。本番前日のアクシデントに、やれやれ・・・ 

 

 

ダイヤモンド・ヘッド外輪山

 

  

ダイヤモンド・ヘッド山頂へのトンネル       ワイキキ海岸に建つ伝説のサーファー、デュークカハナモク像

 

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