白い闇だった安達太良高原

 

草の上に立っている男女

中程度の精度で自動的に生成された説明

強風のため運行休止の安達太良高原ロープウェイ

 

 

 10月上旬に紅葉を求めて福島県の安達太良高原に向かった。一緒に出かけたのは私たちが学童保育に子どもを預けていた当時から仲のいいお母さんたちだった。計画では新幹線で福島駅まで行き、レンタカーを借りて安達太良高原に向かい、山麓駅からロープウェイに乗って山頂駅で降りたあと、軽いハイキングで紅葉を楽しみながら下山した後に高湯温泉に向かう。旅館玉子湯に着いた後はのんびりと湯に浸かり、風呂から出たあとはおしゃべりとお酒を楽しみながら夕食を堪能し、翌日は磐梯吾妻スカイラインを走りながら紅葉を楽しみ、福島駅から新幹線で戻ってくるという12日の日程だった。

 

机の上にあるいろんな食べ物

低い精度で自動的に生成された説明

夕食は囲炉裏を囲みながらの網焼きだった

 

 朝から列車トラブルが発生した。総武線の快速電車の線路内に人が立ち入ったため、安全点検が済むまで運行停止となっていた。京成電車で東京に向かうべきかどうか判断に迷ったが、各停電車が動き出したので、それに乗って東京駅に向かい、予定した新幹線に乗ることができて車内ではホッとしたのだった。福島駅で借りたレンタカーは私がドライバーなので、運転に慣れているアクアに乗って安達太良高原に向かった。ロープウェイ山麓駅に着いてみると、強風のためロープウェイは運行を停止していた。以前、夫と訪れた時も強風でロープウェイが止まっていたことを思い出した。

 

テーブルの上の食事と飲み物

自動的に生成された説明

和食の朝食

 

道の駅などに寄って旅館に着いた後は、乳白色の温泉にゆったりと浸かった、夕食は囲炉裏を囲みながら山の幸を味わう網焼きで、ワインを味わいながら話も弾み、とても美味しかった。翌日に天候が回復することを願って床に就いたのだった。しかし、翌朝目覚めると朝日は出ておらず霧の中だった。周りの展望が望めない白い闇の中になっていた。残念だったが、途中で晴れるかもしれないので計画通りに磐梯吾妻スカイラインに向かった。ヘアピンカーブの道路を慎重に運転しながら展望台で停車したが、霧は晴れず周りは真っ白だった。こればかりは自然のことなのでどうしようもなかった。

 

テーブルの上にあるいろんな食べ物

自動的に生成された説明

東京に戻っての夕食は寿司だった

 

 夫へのお土産に地酒を買い、新幹線に飛び乗った。着いた東京駅で寿司屋に入り夕食を楽しんだのだった。期待した安達太良高原の紅葉はあいにくの霧のために楽しめなかったが、温泉にゆったり入って山の幸を美味しく食べ、おしゃべりを楽しんだ旅だった。次回はどこの旅になるのだろうか。

 

戻る